初物七十五日

ハッと気づけば、もう5月。また月刊に逆戻りでありんす。
いつもいつも、困ったちゃんの私でゲス。Photo_5

いつもの言い訳をチョビッと言わせてもらうと、この4月は超忙しかった。
毎年4月は農作業の幕開けで苗作りに追われるのであるが、それに加えて今年はイレギュラーな活動が3つも入ってしまったのだ。
(写真は本文とまったく関係なく、我が家の枝垂れ桜です)

その①……ヤマユリ植栽講座の開催

いつもは11月~12月に5箇所の植栽地に球根を植えたら,7月の開花時期までは見回りと雑草刈りぐらいの活動しかない。
ところが今年は、我がヤマユリ軍団の活発な活動(!?)が区役所に認められ、区との協働事業に昇格した。

さらに、会長に昇格したサダやんが張り切って、ヤマユリの種植え講習会を4月に設定しちゃったのだ。さらにさらに副会長に同時昇格した私に、その講習会の総合進行&総合司会という大役を割り振っ090417たのである。

むかし会社の部長会などを取り仕切ったことはあるが、それは身内でのこと。多少脱線したり間違っても許してもらえた。
だが公募した不特定多数の一般区民を前に、出たとこ勝負のデタラメ進行ではいけません。サダやんの指示の下、かなり綿密な打ち合わせし、レジュメを作成した。

定員30名のところ100名を越す応募があり、講座もピタリ時間通りの進行で、めでたく幕を閉じたのである。
(この写真も記事とは直接関係なく、裏庭に植えたヤマユリの茎立ちです)

その②……安全な食を守る会・大豆部会の肥料作り


正真正銘、純国産の大豆を作り、手作りの味噌 (これを手前味噌という) と豆腐を作ろうという気宇壮大(?)な活動であるが、その第一歩として堆肥作りの召集が掛かった。 

作物もそうだが、その前提となる肥料から手作りしようというのである。会長の伝 (つて)で集めたチップを何層にも積み上げ、間に発酵剤として米ぬかを挟んでいくのである。つまりチップのミルフィーユですな。
仲間のOさんは手馴れたもので、エッサ・ホイサと堆肥の山を積んでいく。
それに反しコチラは、わずか2時間程度の作業にもかかわらず、日ごろの運動不足がたたって、終わったら腰が立ちません。

午後の作業を放棄して、ほうほうの態で逃げ出しました。

その③……市の広報モニター会議への参加


軽い気持ちで公募した市の広報モニター。召集通知が来て、初会合の式次第を見てビックラゲーション(この言葉、知ってるアナタはかなり古い人です)。Photo_4

委嘱状授与式なんてのがあるらしい。こりゃ大変だ、何か聞かれたら答えられないというわけにはいくまい……てな訳で、市の広報資料を付け焼刃で勉強。
タブロイド版の市政だよりぐらいしか念頭になかったのであるが、テレビやラジオなどもオン・エアしているとか。聞きましたよ、マイナー&超ローカルの番組を。
結局この付け焼刃はなんの役にも立ちませんでしたが、会議は面白かった。特に人間観察がネ。
まぁ世の中には色々な種類の人がいることを改めて実感!した2時間でした。

今後も隔月で開かれるそうなので、次回はもっと具体的にご報告しましょう。

燦燦農場の4月

ハテサテ、そんなわけで燦燦農場の報告が後回しになってしまったが、毎度のことながら自然はエライ! 人間様の思惑なんて関係なく、時が来ればちゃんと芽を出し、花を咲かせ、実を実らせるのですねェ。

まず、年を越したえんどう豆3種(キヌサヤ、スナップエンドウ、実取りエンドウ)が一斉に花をつけ、あっという間に実を結び始めた。090423

Photo_2また別の場所ではこれも越冬したイチゴが、白い花と赤い実を付けだした。
第2農場では2月に植えたジャガイモ4種(インカの目覚め、キタアカリ、トウヤ、北海コガネ)がマルチを突き破って芽を出すPhoto_3

4月も中旬を過ぎ、気温の上昇にあわせてか、
タマネギ、ニンニク、島ラッキョウなどが青々とし出し、
2年越しで養生しておいたアスパラも顔を見せた。Photo
収穫したてのアスパラがこんなに旨いとは知らなんだ。まだ木が若いので1本づつしか取れないが、この分じゃあ、もっと株を増やしてもいいなぁ、なんぞと思っている。

おかげで4月の食卓には、初物尽くしの野菜たちが並ぶようになった。090422
ある一夜、嫁に行った娘が帰ってきたので、
「初物を食べると、七十五日長生きするぞ。さあ食べな!食べな!」と勧めたが、その後がいけません。

「オレなんざ、今年に入ってもう5~6種類も初物喰ってるから、これで1年以上長生きすることになるなぁ……」といったところ

家人とふたりで異口同音、「そりゃ困る!」 だと。

※追記

4月29日現在の作柄状況。(下段、写真左から)
●トウモロコシの第一陣「ゆめのコーン85」が芽を出した。7月には食べられるようになりそうです。つくし野夫さんご安心を。
●kaiくん、Taizouくん。キミらが植えた春キャベツはもう巻き始めました。5月中には収穫できるはずです。良かったら取りに来てください。
●その他、タマネギは少し早くもう倒れ始めてます。もうすぐ収穫期です。
エダマメの第一陣(茶豆)も芽が出揃いました。

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ただ今、懸命の修復作業中!です

  9月に入って、やっと週に1~2回、燦燦農場に通うことが出来るようになった。Pict0147

だが、自然の脅威とは恐ろしいものである。
あの緑豊かな、良く整備されていた農場(?)が、たった2ヶ月半でジャングルへと後戻りしてしまったのである。

農園仲間のNさんやSさんががその猛繁茂ぶりに驚いたか、はたまた自分の区域への雑草の侵入に怯えたか、多少雑草を駆除してくれたようだが、その程度ではびくともしない。

なにせ草刈鎌では歯が立たず、1本いっぽん手で抜かなくてはならないのだ。
最初、なぁ~に2,3日かければまたきれいになるさ!とタカをくくっていたのだが、1日3時間かけてやっと1坪程度の進捗状況である。

わが農場の広さは、家庭菜園というには広すぎる72坪である。
てぇことは、単純計算で72日かかっちまう。こりゃテェヘンだ。そこでピッチを上げたが、残暑厳しい折、朝6時に自宅を出て涼しいうちに取り掛かるのであるが、11時を過ぎるともうダメ。
ガテン系の鉢巻きタオルがぐっしょり。目はかすみ、腕が鈍ってくる。
ここでいつもなら、おがァちゃん助けて……と派遣労働者を頼むのであるが、古傷のひざを痛めて参加不能なのである。
医者からもゼッタイ駄目と念を押されているとか。

というわけで、秋冬野菜の定番、ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ニンジンなどなど遅れに遅れている状況である。それでもハクサイ、キャベツは自宅で育苗しているので何とかなる。
問題は直播き野菜のダイコン、ニンジンである。根モノ野菜は移植できないので、畑の準備が遅れると播種も遅れ、収穫も遅れるというわけである。

すったもんだした挙句、9月中旬何とかニンジンは種をまいた。ダイコンも近々播くところまでこぎつけた。
毎年、秋冬野菜の産直を楽しみにしている(ホントはありがた迷惑かも?)みなさま、たぶん大丈夫だと思います。

   ………………閑話休題

さて畑が斯様な状況なので、漁場はどうかと言うとこれが絶好調! 
8月中旬から、立て続けに4回釣行した。獲物は太刀魚。その名のごとくすらりと伸びた肢体で、歯が鋭い獰猛な魚である。

以前は食わず嫌いで敬遠していたのだが、昨年福よし丸のよっちゃん船頭に手ほどきを受けて病みつきになった。海のお化けと言われ、昨日は大漁だったのに今日は姿が見えないという神出鬼没の魚でもある。

一般人(?)は、太刀魚といえば塩焼きかバター焼ぐらいしか食したことがないだろうが、刺身にしてもテンプラにしても旨い! さらに一夜干の干物は絶品である。

Pict0151よっちゃんからの至急報で出かけた1回目は、たったの4本であったが、リベンジの2回目が13本。だんだん良くなる法華の太鼓である。だが期待して出かけた3回目が3本に逆戻り。
これは良くない。2回めのとき、隣で釣法を伝授したくれた名人のアドバイスに従い、ヤマシタのケンつきワームフックを買い求め、釣行先も安浦港のこうゆう丸に代えた。

これが吉と出たのである。半日で、釣果22本である。(写真参照。※クリックすると大きくなります)
よっちゃん、ゴメン! 1回だけの浮気です、許して頂戴。
東林間の髭親父、キミのほうの釣果報告はどうなったの? 何を釣りに行って何匹つったの?

来週からは場所を相模湾に移して、ワラサ・フィーバーに参加しよう。

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07年収穫祭、堂々挙行さる

10月4日(火)、愛燦燦農場に、例によってジモト衆を召集して収穫祭を開催した。

台風の影響で前日までパッとしない天気が続いていたが、開催日は時折日も差す好天気に……。やはり正直者(…誰が?)を天は見放さないノダと自己満足。 

参加者はSousei、Kusamaの両先輩、つくしの子ご夫妻、今年初参加の「美人姉妹のお姉さま」、それに山狂いのプリンス。ここに昔懐かしい割烹着姿の家人と小生が加わり、総勢8人である。

30_3当日は、集合10時半としたが、主催者である我輩が遅れるわけにはいかない。朝7時半に家を出て、8時半に農園に到着した。
昨年は座るところも無く全員起立で作業をさせたが、今年は農園面積も2倍になったことだし、テントでも張るべぇ……ということになったのである。

この日のために「カインズホーム多摩境」で手に入れた、1680円テントである。
現役・会社人のヤッチャンに、当ブログで何度も無心したのだが、無視されたか、読んでないのか、相変わらずの鈍感さで理解できなかったのか、寄贈申し入れがなかったので、止む無く自腹を切ったのである。

買ってから一度も開いたことが無かったので、立ち上がるか心配したが、写真のように見事に立ち上がり、目出度し目出度し! となった。
あまりの見事さ(!?)に、農園仲間たちが入れ替わり立ち代り、何事かと見物に訪れたほどである。

30_2急の所用があるとかで差し入れだけで返ったプリンスを除く7人で、まずサツマイモの掘り取りをした。たんなる発育後れか、それとも窒素過多でツルボケしたか、なかなか大きくならないイモにヤキモキしたが、なんとか収穫できた。
続いて昨年は無かったサトイモと、ラッカセイを掘り起こし、午前中の作業を無事終了。

昼食は、近所で見つけておいた、鄙には稀な手打ち蕎麦屋「仙場」に赴き、旬の味・辛味蕎麦を食した。

その後再び農園にとって返し、秋ナスにオクラ、中国野菜のエンツァイやエジプト原産のモロヘイヤなどを各自収穫して、3時ころに散会。

後片付けをして自宅に帰ると、美人姉妹のお姉さまから丁重なるお礼のメールが届いていた。

   ……………………

帰宅後、さっそく、落花生をゆでて、空芯菜(?)を洗って
虫チェックをしました。
夕食に、ニンニクとベーコンを少し入れて炒めました。
少し炒めすぎてしまいましたが、美味しくいただきました。
ニンジンの間引き菜は、母が油揚げといっしょに
炒めてくれました。子どもの頃、よくいただた懐かしい味だそうです。
とてもおいしかったです。
  ……………………
やっぱりネ。正当な子女教育を受けた方は、違うんだよなぁ。こうした心遣いがネ。
因みに、一週間たっても他のジモト衆からは、ウンとスンとも連絡無し。
もっとも、私も同じ穴の狢なので、ショウガないかァ。

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いよいよ、待望の月刊化か?

前回の記事アップの日付(5月31日)を見て、我ながらあきれた。
正にShiotaの指摘どおり、着実に月刊化に向けて進んでいるようだ。

このブログ、結構購読されているようで、時々購読者からメールでお叱りを受ける。そのたびに反省だけはするのだが、根がいい加減なので、どうしても易きに流れてしまう 。
毎日が日曜日であり、「マ・明日やればいいや」…つまり、スペイン語のアスタマニャーナそのものなのである。

会社と言いう足かせがなくなると、えてしてこうなる。定年予備軍の方々要注意ですぞ! 

という訳で…(接続詞がいい加減&不明瞭なことは毎度のことで、乞ご容赦!)…今回は、当ブログの本論、愛燦燦農場の近況をご報告する。

今年1月に用地替えがあり、昨年の場所から南へ100mほど移動して広さが220㎡と2倍超になった事は以前報告した30_1が、只今の作付け状況をかいつまんで紹介する。別にかいつままなくてもいいのだが、すべてを詳らかにすると、いろいろボロが出るので勝手にかいつまむことにする。

全景は上の写真のとおりで、山と川に囲まれた環境抜群のところである。3月には野セリが田んぼのアチコチに顔を見せ、4月にはツバメが飛来し、6月1日からは中津川(写真撮影地点の背後)の鮎漁が解禁になった。

昨年は仮住まい(?)であったため、農機具置き場なぞ作らずにそこいらにウッチラかしておいたのだが、今回は終の棲家(?)ともなりかねないので、ベニヤとブルーシートで格納庫を作った。後方手前に見える2棟続きがそれで、左の1棟は耕耘機の格納庫、右は肥料や資材、農機具の格納庫である。

ジャーン! どうだね、ヤッチャンおよびShiiharaくん。

この格納庫の前にインドネシア製の真っ白なガーデンテーブルと、コールマンの格安折り畳み椅子を置いて、暮れなずむ農園全体をゆったりと眺めるのである。
だが惜しむらくはひとつ足りないものがある。日差しを遮るタープが無い。昨年、ドンキホーテのバーゲンで買った980円ビーチパラソルでは、すぐにお猪口になって使い物にならないのである。
お二人には、願わくば齢60を過ぎたか弱き老人に4畳半程度のタープを寄付しようという、寛大なココロを持って欲しいナと思う今日この頃である。

おっとまた話が長くなりそうなので、閑話休題。

30_2昨年は農園の使用開始が4月であったため、時期的に間に合わなかったジャガイモが今回はできましたよ。 男爵よりもホックホクのキタアカリが約50kg、さらに外皮が赤いベニアカリも20kg。30_3
サカタ種苗の指示通り2月24日に植え付け、百日後の6月8日と15日に分けて、収穫いたしました。

いつもは農作業など見向きもしない家人がいそいそと手伝いに来て、イモを掘り出しておりました。
また、例によって友人知人には「これ私が作ったの!」などと、吹聴するのだろうなァ 。

この日、茎ブロッコリーのスティックセニョール、タマネギの湘南レッド、更に春キャベツの端麗、中葉シュンギク、京ミズナが同時に収穫できたため 親戚・友人・知人にアレコレ詰め合わせて送っておりましたが、宅急便代が1万円を超えたことは確かです。(近所で買ったほうがゼッタイ安い!?) そして同封した手紙は、例によってゼッタイ見せてくれませんでした。

30_4その他の作物ですが、昨年は良かったトマト、エダマメがどうもうまくいかない。トマトはベト病、エダマメは着莢が遅いのである。(写真は話とは関係の無いピーマンです)

名古屋在住のSudaからも、今年はキュウリ、ナス、トマト、カボチャの生育が良くないとの報告が来た。
ナス、カボチャは昨年作らなかったので比較できないが、
自分じゃ作らない博学の農学士・Numaの「今年は梅の大豊作であった。しこうして、今年の果菜は良くないはずじゃ」のご託宣が当たりそうな予感である。

さてここで問題。下の写真はいったい、何でしょう? Meron_30_1Satuma30_1

 

左はクリックして拡大すれば、分かる人は分かるはず。だが問題は右。何が植わってるか想像することさえできないのでは?
今年貸与された畑地は、昨年まで人間の身の丈以上のブタクサが繁茂していた、肥沃な土地なのです。したがってちょっと油断すると、こんなにも素晴らしい緑の絨毯に早代わりするのだ。
菜園仲間からは蔑みの眼が容赦なく向けられ、「雑草の中で栽培する新・無能役栽培ですかァ」と、言われているのだろうなぁ。

よし、今年の収穫祭は前夜祭で除草大会を挙行しよう。収穫祭参加予定の諸君、鎌を研いでおいてください。

※問題の答え……左は雑草の中で健気に育つプリンスメロン。右は緑のフカフカベッドで憩うサカタのサツマイモ苗・農林83号

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農閑期

11月からしばらく新原稿をアップしていない。

“最近サボってるんじゃなぁ~い!”とか、“もうネタ切れかい?” などという揶揄を時々受けるが、実は正直その通りなのである。

『最初の感動も6ヶ月を過ぎれば褪せてくるものサ』と、いつもの開き直りでもうしばらく冬眠していようと思ったのだが、後輩の卒業送別会で久しぶりに会ったMIYAKE女史の「ねぇ、農閑期には何をするの?」という言葉にピーンと来た。

昔から、剽窃、盗作、かっぱらい、パクリにコラージュ、おちゃらかしには人一倍秀でていた二流編集者である。
よしコレを使おう、と思ったわけである。

当ブログの主宰者は農閑期のため休業中です。海、山、温泉で疲れた頭と体をリフレッシュして、春3月再活動を開始します。乞う、ご期待!

こんな張り紙をしておこうと思ったが、熱心な(というより、暇をもてあましている)読者YAJIさんに対しても、それではあまりに申し訳ない。

そこで農閑期のワラジ作りとして何をやっていたかということを1129少し書いておく。

まず漁業報告である。(←この時期は富士がきれいです) 

11月、12月と農閑期を利用してかなり頻繁に漁場に出かけた。

●11月21日 相模湾江ノ島港・島きち丸 イナダ釣行

●11月29日 相模湾佐島港・志平丸 カワハギ釣行

●12月6日  相模湾茅ヶ崎港・まごうの丸 マダイ釣行

●12月11日 東京湾鴨居港・五郎丸 アジ釣行

●12月19日 東京湾金沢八景港・忠彦丸 アジ釣行

●12月25日 相模湾佐島港・志平丸 マダイ釣行

ほぼ毎週である。もともとかなりの浮気性で、アチコチの船宿を転戦するほうであるがこんなに渡り歩くことは無かった。どうしてかという理由は、家人の次の言葉で想像して欲しい。

「あんたって、ホントは下手だったんじゃな~い?」

次に農業報告であるが、寒風吹きすさぶ冬の燦燦農場にあっても作るべきものはシッカリ作ってきた。

秋冬野菜の定番・キャベツ、ハクサイ、ダイコン、ニンジンは元より、根深ネギ、ワケギ、タマネギ、エシャロットなどのネギ類。
コマツナ、ホウレンソウ、シュンギク、ミズナなどの葉もの野菜。1113
浅漬けのもと、ハツカダイコン、コカブ、葉ダイコン。
中国野菜のチンゲンサイ、ターサイ。果てはレッドファイヤー、ケルン、リバーグリーン、結球レタスまで、全部で21種類である。

おかげで正月用野菜は、(菜園仲間のNさんとYさんにいただいた里芋と青首ダイコンと併せ)、ほとんど自家栽培でまかなえた。

出来栄えは、東林間の髭親父・令夫人からの「○○さんて、すご~い! ひょっとして天賦の才能があるんじゃないですか~?というお言葉のみを掲げておく。

最後に、リタイアして初体験したものをひとつご報告。

12月24日・クリスマス・イヴの日に、家人と一緒に明治座にて観劇したのである。

演し物は、ぬわんと『デビュー二十周年記念  中村美津子特別公演』。

家人の知人から回ってきたチケットで、前日まで誰も希望者がいなかったという代物なんである。

●第一部が、愛することは切なく、苦しい…という人間ドラマ『おゆき』。

●第二部が『中村美津子オン・ステージ』

有名歌手の座長公演によくあるパターンである。

結婚した長女がメールで、「えっ、お父さん行くの?」といってきたが、小田実の『何でも見てやろう』世代の二流編集者は何にでも興味津々なんである。

第一部のドラマは、薄幸の女中・おゆきの悲しくも健気な一生が描かれる。Untitled2_11ヶ月公演の最終日だったせいもあり、泣かせるところはキッチリと泣かせて、まずまずの出来であった。

だがなんと言っても第二部である。私のお目当ても、『河内おとこ節』を中心とした河内音頭パレードであった。だが、私の期待にそむき、知らない歌ばかり。

チョッピリ損した気分であったが、ビックリしたのは終演後の場内。

ナカムラ~っ!” “ミっチャン!” “オミツ~っ!”などの掛け声と、ファンによるご祝儀渡しの列、列、列。

延々数十人が何列も並ぶのである。そして花束やプレゼント品に混じって、現金のご祝儀、それもむき出しの万札が飛び交うのである。

ただただ見とれていたら、隣席の三人組のおばあちゃんたち、「だって、それが楽しみで貯金してるんだもん……」だとか。

千秋楽のせいもあったのだろうが、それにしても「スンゲェ!」の一言であった。

会場を出てから家人がポツンと、「あのお金、ちゃんと申告するのかしらねぇ?」

そんなこと心配するなよ! ねぇご同輩。

 

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燦燦農場近況報告(9月末)

前回「キャベツの定植」で、
1年目の今年はキャベツ、ダイコン、ハクサイ、ホウレンソウ、レタス、ハツカダイコン、京ミズナ、山クラゲ、エシャロット、エンツァイ、チンゲンサイ、葉ダイコン……これに以前から引き続き栽培中の、ゴボウ、ニンジン、シュンギク、コマツナ、根深ネギと農場いっぱいに展開する予定である
と書いた。

それから若干変更したものがあるので、記載しておく。(9月23日現在)

①この秋冬野菜の一番の期待・キャベツは、7月28日に播種し、923_7自宅で育苗。1ヵ月後の8月26日、19株を本圃に定植し、シッカリと活着した。
おまけとして、畝の端に、仲間からもらったメキャベツ4株も。

タマネギ923_5923_11917_1収穫が年を越してしまうので、いったんあきらめたが、早稲の品種があると言うので、9月13日に球根を定植した。商品名は「ホーム玉ねぎ」。収穫は12月予定。
同時にワケギの球根も売っていたので、コレも定植。
同じ畝に、自宅で育苗中の山クラゲ・ケルンを10月初旬に定植する予定。

③9月17日、ハクサイの畝にハクサイの苗を定植した。ハクサイは自宅で育苗中であるが、923どうも生育が良くないので、苗を購入して2種類を各4、合計8株定植した。品種は「豊秋85日」(トーホク)と「黄ごころ85」(タキイ)。自宅で育苗中の「金将2号」(タキイ)は、9月末まで待って定植するかどうか判断する。
端にブロッコリーを5株。これはご隠居からの贈呈苗。(9月8日定植)

④9月6日、ホウレンソウ畝にホウレンソウ、ハツカダイコン、コマツナ923_9の3種を播種。3日後コマツナだけが未発芽なので、タネを代えて再播種。2度目はシッカリ発芽した

⑤8月28日に923_12定植したエシャロットの球根は、シッカリと芽がでて、葉も伸び始めた。

⑥9月8日に播種した、京ミズナ、シュンギク、サラダ・エンツァイ923_2923_10の葉物3種はそろって発芽したが、シュンギクの播種量が足りなかったので、追播種。
シュンギクの生育が遅れているが大丈夫だろう。エンツァイの収穫は10月初旬から。

⑦最後に大物・ダイコン畝。8月30日に播種しておいた5寸ニンジン・923_6陽明五寸(タキイ)は無事発芽し、成長中。
ダイコンは予定どおり、雨の中9月13日に播種した。聖護院10株、青首ダイコン923_416株はマルチの穴から順調に発芽。これから間引きにかかる。(間引き苗はおいしいよ!)

⑧ラッカセイの畝が予定より早く空いたので、ここに葉ダイコンチンゲンサイを播種する予定である。

⑨今いちばんの問題はレタス。播種の際、新種の半結球レタス(リバーグリーン)であることを見落としていた。育苗状態がよく分からないので、これも9月いっぱい待って、定植するかどうか判断したい。
代わりに、リーフレタス(レッドファイヤー)の苗を売っていたので、10月初旬、リバーグリーンと一緒に定植する予定。

⑩お隣のSさんは秋ジャガ(出島)を植えているが、私はついつい失念。時期を逃がしてしまった。
地這いキュウリが10月いっぱい、秋ナスもそろそろ終焉のときを迎えるので、後に何を植えるか思案中である。

⑪6月8日に923_13定植した根深ネギは、苗がようやくシッカリし出して来た。3回目の追肥&土寄せも済み、11月初旬、12月初旬の追肥&土寄せでラストスパート。今年中には食卓に乗せる予定である。

以上、大小入り混ぜて12種が生育中(継続中のゴボウ、秋なす、地這いキュウリ、サツマイモを入れると16種)である。フーッ、忙しい。

             

      

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キャベツの定植

9月は野菜畑の端境期である。春夏野菜の収穫がほぼ終わり、秋冬野菜への切り替え時期なのである。

我が燦燦農場でもしかり。Maricoグループを追い出してから、夏野菜用畝を壊して秋冬用に組みなおし、苗の養生へと取り掛かった。
華やかな夏野菜と比べ、根モノ中心の秋冬野菜は一見地味であるが、料理のネタとすれば格段に上である。

初年度の今年は何事もチャレンジ。
キャベツダイコンハクサイホウレンソウレタスハツカダイコン京ミズナ山クラゲエシャロットエンツァイチンゲンサイ葉ダイコン……これに以前から引き続き栽培中の、ゴボウ、ニンジンシュンギク、コマツナ、根深ネギと農場いっぱいに展開する予定である。818_Photo_29

8月26日にその第一弾、キャベツの定植を行った。
これまで、トマト、キュウリ、ナスなど苗を購入してきたが、これからは苗も自分で作る本格ファーマーを目指し、キャベツの苗床を自宅に作ったのだ。
7月28日に9cmポットに播種。苗床で1ヶ月養生した苗は、本葉5枚までに成長した。

これまで高みの見物で、「あなた作る人、わたし食べる人」を頑なに貫いてきた家人に、「植えるだけなんだから、自分で植えてみたら?」と誘ったところ、「うん、夕方の涼しい頃ならやってやる!」だと。
最近かかってくる知人との電話の様子では、どうやら畑で野菜を作っていて、自分も相当関わっていると吹聴しているようである。

826”夏の暑い盛りに、畝も私が梳いたのよ、30日掛けて苗も私が育てたのよ”……でもまァいいか。
橋本のご隠居も、苗の定植は夕方がいいと言ってたし…。

株間35cmで、14株定植。
我ながら、見事な畝に見事な苗である。願わくば、見事に結球して欲しいものである。
「私が植えてやったのに、ダメにしてしまったのネ!」と言われぬためにも。   

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常兄い、ヤッチャン相次いで来場!

ここ2週間ばかり、新規原稿をアップしていない。
オレっちには関係ないが、世間様も夏休みだ。少々疲れたことでもあるので、お休みしちゃおう! と、いつもの怠け癖が出たわけである。

ただし、ブログを怠けていただけで、燦燦農場へは行っていた。8021726814801茶豆はしっかり収穫したし(左2枚の写真)、地這いのキュウリ(左から3枚目)も植えた。

自宅では秋冬野菜の王者・キャベツの苗も育てている。(右の写真

また、近海漁業にも2度ほど出かけている。(詳細は別稿)

こんなクソ暑いときに誰も見てないと思っていたら、奇特な人種はどこにもいるわけで、「何で書かない、ネタ切れかい?」と揶揄する投書が約1通。というわけで、久しぶりの新規原稿である。

タイトルを見て、「やっぱりね…。いよいよ本性が現れたァ!」と思われたあなたは、昔の亡霊を知っている方ですネ。
(自慢じゃないが)現役のころ、当時の広告部長K氏、芸能記者として社内№1のKサン、そして私の3人は、「○○社の3ヤクザ」と評されていた。
K氏もKサンも、その風貌からさも有りなんと思うが、眉目秀麗な美青年の私が何で……? 今もって謎である。知っている方は教えてくださいナ。

話を本論に戻す。
完熟トマトを宣伝しすぎたせいか、8月に入ってわが農園への来園希望者が続出している。
すべてに対応できないので、3つのグループに絞った。8月11日が常兄い夫妻、8月12日にヤッチャン・グループ、8月20日をマリコ・グループと割りふったのである。

常兄いなどと書くと、811_1サラシに雪駄を想像されるかもしれないが、あにはからんやというかまったく正反対で、現役編集者時代から「思考大まか・風貌銀行員」といわれた、そのままのお姿である。
太っ腹カァちゃん(ゴメンナサイ!)と同伴でご来場くださり、カリフォルニア・ワインと、沖縄のチンスコウと、お茶の2ℓペットボトル6本を 差し入れてくれた。
(ウーム、この組み合わせは一体何なのだ。しばし考えたが、やめた。なんたって思考…)811

しかし差し入れをもらったのは初めてなので、超感激!でした。
髭親父とジモト衆のお二人、人を訪ねるときはこうでなくてはいかんのですよ。
そうだ、これからの来場者には「差し入れ持参のこと」を条件としよう。

第2陣がヤッチャン・グループ。ヤッチャンも私が勝手にヤッチャンと呼んでるだけで、正式な名前がある。(当たり前だ)
自称・私の最後の弟子で、顔も体も性格も丸~るい丸~るい、私とは正反対の、温厚篤実が服を着て歩いているような人である。812
所属している編集部で、菜園の本を出すので、担当編集者を連れて見学&取材に来たというわけだ。写真は左がO嬢相変わらず、無愛想だが美しい)、右がS編集長とT嬢。ところが肝心のヤッチャンがいない。(いつもこうなんだ。肝心なときいないんだよなぁ)

常兄いとはチョと違い、こちらは日除け用のタープと、よーく冷やしたスイカ&パイナップルをクーラーに入れて持参。
どこに行っても、何をやっても相変わらず「気配りのヤッチャン」そのままで、微笑ましかった。

ところが到着して30分後。農場の空が一転俄かに掻き曇り、雨と雷が来襲した。
特に雷鳴がひどく、怯えたヤッチャンが「皆さんクルマに避難しましょう」
地震・雷・火事・親父…怖いものなんて何もない私は、避難した彼らのクルマの外に立ち、「何やってんだ?オメーたち」てなものでした。
後で新聞を見たら、山手線は止まるは…怪我人は出るは…の大騒ぎであったとか。(ヤッチャン、ごめん。あんたの判断は正しい812_1

こんな騒ぎのせいか、見学者ご一行の写真がありません。左は取材陣が写してくれたメキャベツの定植写真。私の手だけが写ってます。
性格に似合わずやさしそう……。      

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ジモト衆2人の茶豆収穫顛末記

7月31日(月)、髭親父に続き、ジモト先輩衆2人が茶豆収穫にやって来た。

Pict0093 以前からエダマメの収穫だけはやらせろといっていたKさんの要望に応えた形だが、実はコレには裏があったのだ。
アライグマにやられたトウモロコシであるが、畝の端に植えておいた予備のトウモロコシが2本あった。未熟のせいかアライグマの奴、これだけは食わずに残していったのだ。

試し取りのトウモロコシをいくら「旨かった、旨かった」と言っても、誰も信用しない。(日ごろの行いがオオカミ少年的!?)
そこで、残った2本をジモト衆に食わせ、「ウ~ム、旨かった!」と証言させようとした。
残った2本をガンジガラメにネットで囲み、ちょうどいい熟れ具合になるこの日、二人を呼び寄せたわけである。

だが、またもやガーンである。Pict0086 襲撃から1週間、前々日(29日)まで何の音沙汰も無かったのに、このガンジガラメのネットが破られていたのだ。
重ね重ねのコンチクショウであるが、ジモト衆への手前動揺を見せず、「ハハ、またやられちゃった!」
しかし、本当にトホホである。

ジモト衆二人は私の落胆を屁とも思わず、久しぶりに現れた隣の畑の厚木氏に特大のゴーヤとナスとオクラ(つまり育ちすぎですナ)をもらい、実技講習会の準備に来たご隠居からもトウモロコシを恵んでいただき、嬉々としている。

完熟トマトをクーラーで冷やして食した後、いよいよ本命の茶豆の収穫に取りかかった。Kさんに収穫方法を説明し、もう一方のTさんには撮影をお願いした。
ふたりとも元編集者である。ざっと説明すれば分かるだろうと思っていた。だが、「信用するな! 元編集者」である。

「エダマメはネ、こうやって葉っぱを引っ張ると豆だけが残って売ってるような状態になるノ。そしたら根をこの鋏で切り落としてネ」 「はいっ!」
いいお返事で了解したKさん、ほぼ説明どおりにやってくれたが、根を土から引っ張り出さず畝に残したままチョキン。
土に残っちゃった根はどーするノヨ。

Pict0089 Pict0091 もっとひどいのはカメラマン役のTさん。渡したデジカメの使い方も聞かず、いきなりバチバチ。ファインダーも付いてるけど、液晶画面で確認するのがジョーシキ。「やばい!」と、思ったがやっぱり……。
家に帰って確認すると、すべて指の影付きで、左のような芸術写真になっていた。

……というような顛末であったが、ジモト衆の接待も無事(何が?)終了したわけである。

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「新規一転」、再挑戦!

アライグマ・ショックから立ち直り、3日ぶりに農場へ行った。

雨の谷間のせいか、いつもと違って午後だったせいか、724_農場には誰も来ていなかった。改めてトウモロコシの惨状をゆっくり見ていたら、橋本のご隠居が現れた。
(←写真、トマトは鈴なりでした)

トウモロコシの件を話すと、アライグマではなくハクビシンだと言う。724
「おらの畑のほうにも被害が出とる。畑に残った足跡は確かにハクビシンだ。アライグマではねぇ。あっこに見える大きな家が今、空き家になっとっるだが、そこにハクビシンが住みついちまったんだよ」(←写真はご隠居の畑に残された獣の足跡)

どちらが正しいかは分からないが、あちこちで獣害が頻発しているようだ。

防御策としては、もうちょっと旨くなるまで待とうではなく、早めの収穫を心がけるようにとアドバイスされた。
「頭いいからね。まだ出来てないやつは食わねぇ。トウモロコシなんか絹糸が茶色になった頃合を見計らってやって来るだァね」
さらに私の鳥害除けネットを見て、「どうせ掛けるんならよォ、スカートみたいに下がスカスカではダメだ。下までがっちりやんなよォ」

……はい、今後はそうします。

今日来たのは、実は理由がある。厚木のJAで地這いのキュウリ苗を手に入れたのだ。
現在のキュウリ栽培はほとんどが立ち苗のネット栽培であるが、元々日本固有のキュウリは、カボチャと同様に地を這わせたのだ。
そのための畝の準備をしておかないと、間に合わないのだ。

「いいところで会った、ご隠居。地這いキュウリの作り方を教えてくんない」
生徒がひとりだったせいか、懇切丁寧にご教示頂いた。(でも、ここでは披露しないもんねぇ)

724_2おっと忘れてた。3日ぶりなので、収穫、収穫。  724_3
トマト21個、秋ナスの「恋紫」が2ケ、シュンギク5株、それに茶豆を試し取りした。(←写真、キュウリはご隠居からのプレゼント。私のキュウリは終了)

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