2009年5月 1日 (金)

初物七十五日

ハッと気づけば、もう5月。また月刊に逆戻りでありんす。
いつもいつも、困ったちゃんの私でゲス。Photo_5

いつもの言い訳をチョビッと言わせてもらうと、この4月は超忙しかった。
毎年4月は農作業の幕開けで苗作りに追われるのであるが、それに加えて今年はイレギュラーな活動が3つも入ってしまったのだ。
(写真は本文とまったく関係なく、我が家の枝垂れ桜です)

その①……ヤマユリ植栽講座の開催

いつもは11月~12月に5箇所の植栽地に球根を植えたら,7月の開花時期までは見回りと雑草刈りぐらいの活動しかない。
ところが今年は、我がヤマユリ軍団の活発な活動(!?)が区役所に認められ、区との協働事業に昇格した。

さらに、会長に昇格したサダやんが張り切って、ヤマユリの種植え講習会を4月に設定しちゃったのだ。さらにさらに副会長に同時昇格した私に、その講習会の総合進行&総合司会という大役を割り振っ090417たのである。

むかし会社の部長会などを取り仕切ったことはあるが、それは身内でのこと。多少脱線したり間違っても許してもらえた。
だが公募した不特定多数の一般区民を前に、出たとこ勝負のデタラメ進行ではいけません。サダやんの指示の下、かなり綿密な打ち合わせし、レジュメを作成した。

定員30名のところ100名を越す応募があり、講座もピタリ時間通りの進行で、めでたく幕を閉じたのである。
(この写真も記事とは直接関係なく、裏庭に植えたヤマユリの茎立ちです)

その②……安全な食を守る会・大豆部会の肥料作り


正真正銘、純国産の大豆を作り、手作りの味噌 (これを手前味噌という) と豆腐を作ろうという気宇壮大(?)な活動であるが、その第一歩として堆肥作りの召集が掛かった。 

作物もそうだが、その前提となる肥料から手作りしようというのである。会長の伝 (つて)で集めたチップを何層にも積み上げ、間に発酵剤として米ぬかを挟んでいくのである。つまりチップのミルフィーユですな。
仲間のOさんは手馴れたもので、エッサ・ホイサと堆肥の山を積んでいく。
それに反しコチラは、わずか2時間程度の作業にもかかわらず、日ごろの運動不足がたたって、終わったら腰が立ちません。

午後の作業を放棄して、ほうほうの態で逃げ出しました。

その③……市の広報モニター会議への参加


軽い気持ちで公募した市の広報モニター。召集通知が来て、初会合の式次第を見てビックラゲーション(この言葉、知ってるアナタはかなり古い人です)。Photo_4

委嘱状授与式なんてのがあるらしい。こりゃ大変だ、何か聞かれたら答えられないというわけにはいくまい……てな訳で、市の広報資料を付け焼刃で勉強。
タブロイド版の市政だよりぐらいしか念頭になかったのであるが、テレビやラジオなどもオン・エアしているとか。聞きましたよ、マイナー&超ローカルの番組を。
結局この付け焼刃はなんの役にも立ちませんでしたが、会議は面白かった。特に人間観察がネ。
まぁ世の中には色々な種類の人がいることを改めて実感!した2時間でした。

今後も隔月で開かれるそうなので、次回はもっと具体的にご報告しましょう。

燦燦農場の4月

ハテサテ、そんなわけで燦燦農場の報告が後回しになってしまったが、毎度のことながら自然はエライ! 人間様の思惑なんて関係なく、時が来ればちゃんと芽を出し、花を咲かせ、実を実らせるのですねェ。

まず、年を越したえんどう豆3種(キヌサヤ、スナップエンドウ、実取りエンドウ)が一斉に花をつけ、あっという間に実を結び始めた。090423

Photo_2また別の場所ではこれも越冬したイチゴが、白い花と赤い実を付けだした。
第2農場では2月に植えたジャガイモ4種(インカの目覚め、キタアカリ、トウヤ、北海コガネ)がマルチを突き破って芽を出すPhoto_3

4月も中旬を過ぎ、気温の上昇にあわせてか、
タマネギ、ニンニク、島ラッキョウなどが青々とし出し、
2年越しで養生しておいたアスパラも顔を見せた。Photo
収穫したてのアスパラがこんなに旨いとは知らなんだ。まだ木が若いので1本づつしか取れないが、この分じゃあ、もっと株を増やしてもいいなぁ、なんぞと思っている。

おかげで4月の食卓には、初物尽くしの野菜たちが並ぶようになった。090422
ある一夜、嫁に行った娘が帰ってきたので、
「初物を食べると、七十五日長生きするぞ。さあ食べな!食べな!」と勧めたが、その後がいけません。

「オレなんざ、今年に入ってもう5~6種類も初物喰ってるから、これで1年以上長生きすることになるなぁ……」といったところ

家人とふたりで異口同音、「そりゃ困る!」 だと。

※追記

4月29日現在の作柄状況。(下段、写真左から)
●トウモロコシの第一陣「ゆめのコーン85」が芽を出した。7月には食べられるようになりそうです。つくし野夫さんご安心を。
●kaiくん、Taizouくん。キミらが植えた春キャベツはもう巻き始めました。5月中には収穫できるはずです。良かったら取りに来てください。
●その他、タマネギは少し早くもう倒れ始めてます。もうすぐ収穫期です。
エダマメの第一陣(茶豆)も芽が出揃いました。

 Pict0013

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2008年9月20日 (土)

ただ今、懸命の修復作業中!です

  9月に入って、やっと週に1~2回、燦燦農場に通うことが出来るようになった。Pict0147

だが、自然の脅威とは恐ろしいものである。
あの緑豊かな、良く整備されていた農場(?)が、たった2ヶ月半でジャングルへと後戻りしてしまったのである。

農園仲間のNさんやSさんががその猛繁茂ぶりに驚いたか、はたまた自分の区域への雑草の侵入に怯えたか、多少雑草を駆除してくれたようだが、その程度ではびくともしない。

なにせ草刈鎌では歯が立たず、1本いっぽん手で抜かなくてはならないのだ。
最初、なぁ~に2,3日かければまたきれいになるさ!とタカをくくっていたのだが、1日3時間かけてやっと1坪程度の進捗状況である。

わが農場の広さは、家庭菜園というには広すぎる72坪である。
てぇことは、単純計算で72日かかっちまう。こりゃテェヘンだ。そこでピッチを上げたが、残暑厳しい折、朝6時に自宅を出て涼しいうちに取り掛かるのであるが、11時を過ぎるともうダメ。
ガテン系の鉢巻きタオルがぐっしょり。目はかすみ、腕が鈍ってくる。
ここでいつもなら、おがァちゃん助けて……と派遣労働者を頼むのであるが、古傷のひざを痛めて参加不能なのである。
医者からもゼッタイ駄目と念を押されているとか。

というわけで、秋冬野菜の定番、ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ニンジンなどなど遅れに遅れている状況である。それでもハクサイ、キャベツは自宅で育苗しているので何とかなる。
問題は直播き野菜のダイコン、ニンジンである。根モノ野菜は移植できないので、畑の準備が遅れると播種も遅れ、収穫も遅れるというわけである。

すったもんだした挙句、9月中旬何とかニンジンは種をまいた。ダイコンも近々播くところまでこぎつけた。
毎年、秋冬野菜の産直を楽しみにしている(ホントはありがた迷惑かも?)みなさま、たぶん大丈夫だと思います。

   ………………閑話休題

さて畑が斯様な状況なので、漁場はどうかと言うとこれが絶好調! 
8月中旬から、立て続けに4回釣行した。獲物は太刀魚。その名のごとくすらりと伸びた肢体で、歯が鋭い獰猛な魚である。

以前は食わず嫌いで敬遠していたのだが、昨年福よし丸のよっちゃん船頭に手ほどきを受けて病みつきになった。海のお化けと言われ、昨日は大漁だったのに今日は姿が見えないという神出鬼没の魚でもある。

一般人(?)は、太刀魚といえば塩焼きかバター焼ぐらいしか食したことがないだろうが、刺身にしてもテンプラにしても旨い! さらに一夜干の干物は絶品である。

Pict0151よっちゃんからの至急報で出かけた1回目は、たったの4本であったが、リベンジの2回目が13本。だんだん良くなる法華の太鼓である。だが期待して出かけた3回目が3本に逆戻り。
これは良くない。2回めのとき、隣で釣法を伝授したくれた名人のアドバイスに従い、ヤマシタのケンつきワームフックを買い求め、釣行先も安浦港のこうゆう丸に代えた。

これが吉と出たのである。半日で、釣果22本である。(写真参照。※クリックすると大きくなります)
よっちゃん、ゴメン! 1回だけの浮気です、許して頂戴。
東林間の髭親父、キミのほうの釣果報告はどうなったの? 何を釣りに行って何匹つったの?

来週からは場所を相模湾に移して、ワラサ・フィーバーに参加しよう。

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2007年10月11日 (木)

07年収穫祭、堂々挙行さる

10月4日(火)、愛燦燦農場に、例によってジモト衆を召集して収穫祭を開催した。

台風の影響で前日までパッとしない天気が続いていたが、開催日は時折日も差す好天気に……。やはり正直者(…誰が?)を天は見放さないノダと自己満足。 

参加者はSousei、Kusamaの両先輩、つくしの子ご夫妻、今年初参加の「美人姉妹のお姉さま」、それに山狂いのプリンス。ここに昔懐かしい割烹着姿の家人と小生が加わり、総勢8人である。

30_3当日は、集合10時半としたが、主催者である我輩が遅れるわけにはいかない。朝7時半に家を出て、8時半に農園に到着した。
昨年は座るところも無く全員起立で作業をさせたが、今年は農園面積も2倍になったことだし、テントでも張るべぇ……ということになったのである。

この日のために「カインズホーム多摩境」で手に入れた、1680円テントである。
現役・会社人のヤッチャンに、当ブログで何度も無心したのだが、無視されたか、読んでないのか、相変わらずの鈍感さで理解できなかったのか、寄贈申し入れがなかったので、止む無く自腹を切ったのである。

買ってから一度も開いたことが無かったので、立ち上がるか心配したが、写真のように見事に立ち上がり、目出度し目出度し! となった。
あまりの見事さ(!?)に、農園仲間たちが入れ替わり立ち代り、何事かと見物に訪れたほどである。

30_2急の所用があるとかで差し入れだけで返ったプリンスを除く7人で、まずサツマイモの掘り取りをした。たんなる発育後れか、それとも窒素過多でツルボケしたか、なかなか大きくならないイモにヤキモキしたが、なんとか収穫できた。
続いて昨年は無かったサトイモと、ラッカセイを掘り起こし、午前中の作業を無事終了。

昼食は、近所で見つけておいた、鄙には稀な手打ち蕎麦屋「仙場」に赴き、旬の味・辛味蕎麦を食した。

その後再び農園にとって返し、秋ナスにオクラ、中国野菜のエンツァイやエジプト原産のモロヘイヤなどを各自収穫して、3時ころに散会。

後片付けをして自宅に帰ると、美人姉妹のお姉さまから丁重なるお礼のメールが届いていた。

   ……………………

帰宅後、さっそく、落花生をゆでて、空芯菜(?)を洗って
虫チェックをしました。
夕食に、ニンニクとベーコンを少し入れて炒めました。
少し炒めすぎてしまいましたが、美味しくいただきました。
ニンジンの間引き菜は、母が油揚げといっしょに
炒めてくれました。子どもの頃、よくいただた懐かしい味だそうです。
とてもおいしかったです。
  ……………………
やっぱりネ。正当な子女教育を受けた方は、違うんだよなぁ。こうした心遣いがネ。
因みに、一週間たっても他のジモト衆からは、ウンとスンとも連絡無し。
もっとも、私も同じ穴の狢なので、ショウガないかァ。

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2007年6月24日 (日)

いよいよ、待望の月刊化か?

前回の記事アップの日付(5月31日)を見て、我ながらあきれた。
正にShiotaの指摘どおり、着実に月刊化に向けて進んでいるようだ。

このブログ、結構購読されているようで、時々購読者からメールでお叱りを受ける。そのたびに反省だけはするのだが、根がいい加減なので、どうしても易きに流れてしまう 。
毎日が日曜日であり、「マ・明日やればいいや」…つまり、スペイン語のアスタマニャーナそのものなのである。

会社と言いう足かせがなくなると、えてしてこうなる。定年予備軍の方々要注意ですぞ! 

という訳で…(接続詞がいい加減&不明瞭なことは毎度のことで、乞ご容赦!)…今回は、当ブログの本論、愛燦燦農場の近況をご報告する。

今年1月に用地替えがあり、昨年の場所から南へ100mほど移動して広さが220㎡と2倍超になった事は以前報告した30_1が、只今の作付け状況をかいつまんで紹介する。別にかいつままなくてもいいのだが、すべてを詳らかにすると、いろいろボロが出るので勝手にかいつまむことにする。

全景は上の写真のとおりで、山と川に囲まれた環境抜群のところである。3月には野セリが田んぼのアチコチに顔を見せ、4月にはツバメが飛来し、6月1日からは中津川(写真撮影地点の背後)の鮎漁が解禁になった。

昨年は仮住まい(?)であったため、農機具置き場なぞ作らずにそこいらにウッチラかしておいたのだが、今回は終の棲家(?)ともなりかねないので、ベニヤとブルーシートで格納庫を作った。後方手前に見える2棟続きがそれで、左の1棟は耕耘機の格納庫、右は肥料や資材、農機具の格納庫である。

ジャーン! どうだね、ヤッチャンおよびShiiharaくん。

この格納庫の前にインドネシア製の真っ白なガーデンテーブルと、コールマンの格安折り畳み椅子を置いて、暮れなずむ農園全体をゆったりと眺めるのである。
だが惜しむらくはひとつ足りないものがある。日差しを遮るタープが無い。昨年、ドンキホーテのバーゲンで買った980円ビーチパラソルでは、すぐにお猪口になって使い物にならないのである。
お二人には、願わくば齢60を過ぎたか弱き老人に4畳半程度のタープを寄付しようという、寛大なココロを持って欲しいナと思う今日この頃である。

おっとまた話が長くなりそうなので、閑話休題。

30_2昨年は農園の使用開始が4月であったため、時期的に間に合わなかったジャガイモが今回はできましたよ。 男爵よりもホックホクのキタアカリが約50kg、さらに外皮が赤いベニアカリも20kg。30_3
サカタ種苗の指示通り2月24日に植え付け、百日後の6月8日と15日に分けて、収穫いたしました。

いつもは農作業など見向きもしない家人がいそいそと手伝いに来て、イモを掘り出しておりました。
また、例によって友人知人には「これ私が作ったの!」などと、吹聴するのだろうなァ 。

この日、茎ブロッコリーのスティックセニョール、タマネギの湘南レッド、更に春キャベツの端麗、中葉シュンギク、京ミズナが同時に収穫できたため 親戚・友人・知人にアレコレ詰め合わせて送っておりましたが、宅急便代が1万円を超えたことは確かです。(近所で買ったほうがゼッタイ安い!?) そして同封した手紙は、例によってゼッタイ見せてくれませんでした。

30_4その他の作物ですが、昨年は良かったトマト、エダマメがどうもうまくいかない。トマトはベト病、エダマメは着莢が遅いのである。(写真は話とは関係の無いピーマンです)

名古屋在住のSudaからも、今年はキュウリ、ナス、トマト、カボチャの生育が良くないとの報告が来た。
ナス、カボチャは昨年作らなかったので比較できないが、
自分じゃ作らない博学の農学士・Numaの「今年は梅の大豊作であった。しこうして、今年の果菜は良くないはずじゃ」のご託宣が当たりそうな予感である。

さてここで問題。下の写真はいったい、何でしょう? Meron_30_1Satuma30_1

 

左はクリックして拡大すれば、分かる人は分かるはず。だが問題は右。何が植わってるか想像することさえできないのでは?
今年貸与された畑地は、昨年まで人間の身の丈以上のブタクサが繁茂していた、肥沃な土地なのです。したがってちょっと油断すると、こんなにも素晴らしい緑の絨毯に早代わりするのだ。
菜園仲間からは蔑みの眼が容赦なく向けられ、「雑草の中で栽培する新・無能役栽培ですかァ」と、言われているのだろうなぁ。

よし、今年の収穫祭は前夜祭で除草大会を挙行しよう。収穫祭参加予定の諸君、鎌を研いでおいてください。

※問題の答え……左は雑草の中で健気に育つプリンスメロン。右は緑のフカフカベッドで憩うサカタのサツマイモ苗・農林83号

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2007年1月 3日 (水)

農閑期

11月からしばらく新原稿をアップしていない。

“最近サボってるんじゃなぁ~い!”とか、“もうネタ切れかい?” などという揶揄を時々受けるが、実は正直その通りなのである。

『最初の感動も6ヶ月を過ぎれば褪せてくるものサ』と、いつもの開き直りでもうしばらく冬眠していようと思ったのだが、後輩の卒業送別会で久しぶりに会ったMIYAKE女史の「ねぇ、農閑期には何をするの?」という言葉にピーンと来た。

昔から、剽窃、盗作、かっぱらい、パクリにコラージュ、おちゃらかしには人一倍秀でていた二流編集者である。
よしコレを使おう、と思ったわけである。

当ブログの主宰者は農閑期のため休業中です。海、山、温泉で疲れた頭と体をリフレッシュして、春3月再活動を開始します。乞う、ご期待!

こんな張り紙をしておこうと思ったが、熱心な(というより、暇をもてあましている)読者YAJIさんに対しても、それではあまりに申し訳ない。

そこで農閑期のワラジ作りとして何をやっていたかということを1129少し書いておく。

まず漁業報告である。(←この時期は富士がきれいです) 

11月、12月と農閑期を利用してかなり頻繁に漁場に出かけた。

●11月21日 相模湾江ノ島港・島きち丸 イナダ釣行

●11月29日 相模湾佐島港・志平丸 カワハギ釣行

●12月6日  相模湾茅ヶ崎港・まごうの丸 マダイ釣行

●12月11日 東京湾鴨居港・五郎丸 アジ釣行

●12月19日 東京湾金沢八景港・忠彦丸 アジ釣行

●12月25日 相模湾佐島港・志平丸 マダイ釣行

ほぼ毎週である。もともとかなりの浮気性で、アチコチの船宿を転戦するほうであるがこんなに渡り歩くことは無かった。どうしてかという理由は、家人の次の言葉で想像して欲しい。

「あんたって、ホントは下手だったんじゃな~い?」

次に農業報告であるが、寒風吹きすさぶ冬の燦燦農場にあっても作るべきものはシッカリ作ってきた。

秋冬野菜の定番・キャベツ、ハクサイ、ダイコン、ニンジンは元より、根深ネギ、ワケギ、タマネギ、エシャロットなどのネギ類。
コマツナ、ホウレンソウ、シュンギク、ミズナなどの葉もの野菜。1113
浅漬けのもと、ハツカダイコン、コカブ、葉ダイコン。
中国野菜のチンゲンサイ、ターサイ。果てはレッドファイヤー、ケルン、リバーグリーン、結球レタスまで、全部で21種類である。

おかげで正月用野菜は、(菜園仲間のNさんとYさんにいただいた里芋と青首ダイコンと併せ)、ほとんど自家栽培でまかなえた。

出来栄えは、東林間の髭親父・令夫人からの「○○さんて、すご~い! ひょっとして天賦の才能があるんじゃないですか~?というお言葉のみを掲げておく。

最後に、リタイアして初体験したものをひとつご報告。

12月24日・クリスマス・イヴの日に、家人と一緒に明治座にて観劇したのである。

演し物は、ぬわんと『デビュー二十周年記念  中村美津子特別公演』。

家人の知人から回ってきたチケットで、前日まで誰も希望者がいなかったという代物なんである。

●第一部が、愛することは切なく、苦しい…という人間ドラマ『おゆき』。

●第二部が『中村美津子オン・ステージ』

有名歌手の座長公演によくあるパターンである。

結婚した長女がメールで、「えっ、お父さん行くの?」といってきたが、小田実の『何でも見てやろう』世代の二流編集者は何にでも興味津々なんである。

第一部のドラマは、薄幸の女中・おゆきの悲しくも健気な一生が描かれる。Untitled2_11ヶ月公演の最終日だったせいもあり、泣かせるところはキッチリと泣かせて、まずまずの出来であった。

だがなんと言っても第二部である。私のお目当ても、『河内おとこ節』を中心とした河内音頭パレードであった。だが、私の期待にそむき、知らない歌ばかり。

チョッピリ損した気分であったが、ビックリしたのは終演後の場内。

ナカムラ~っ!” “ミっチャン!” “オミツ~っ!”などの掛け声と、ファンによるご祝儀渡しの列、列、列。

延々数十人が何列も並ぶのである。そして花束やプレゼント品に混じって、現金のご祝儀、それもむき出しの万札が飛び交うのである。

ただただ見とれていたら、隣席の三人組のおばあちゃんたち、「だって、それが楽しみで貯金してるんだもん……」だとか。

千秋楽のせいもあったのだろうが、それにしても「スンゲェ!」の一言であった。

会場を出てから家人がポツンと、「あのお金、ちゃんと申告するのかしらねぇ?」

そんなこと心配するなよ! ねぇご同輩。

 

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2006年9月28日 (木)

燦燦農場近況報告(9月末)

前回「キャベツの定植」で、
1年目の今年はキャベツ、ダイコン、ハクサイ、ホウレンソウ、レタス、ハツカダイコン、京ミズナ、山クラゲ、エシャロット、エンツァイ、チンゲンサイ、葉ダイコン……これに以前から引き続き栽培中の、ゴボウ、ニンジン、シュンギク、コマツナ、根深ネギと農場いっぱいに展開する予定である
と書いた。

それから若干変更したものがあるので、記載しておく。(9月23日現在)

①この秋冬野菜の一番の期待・キャベツは、7月28日に播種し、923_7自宅で育苗。1ヵ月後の8月26日、19株を本圃に定植し、シッカリと活着した。
おまけとして、畝の端に、仲間からもらったメキャベツ4株も。

タマネギ923_5923_11917_1収穫が年を越してしまうので、いったんあきらめたが、早稲の品種があると言うので、9月13日に球根を定植した。商品名は「ホーム玉ねぎ」。収穫は12月予定。
同時にワケギの球根も売っていたので、コレも定植。
同じ畝に、自宅で育苗中の山クラゲ・ケルンを10月初旬に定植する予定。

③9月17日、ハクサイの畝にハクサイの苗を定植した。ハクサイは自宅で育苗中であるが、923どうも生育が良くないので、苗を購入して2種類を各4、合計8株定植した。品種は「豊秋85日」(トーホク)と「黄ごころ85」(タキイ)。自宅で育苗中の「金将2号」(タキイ)は、9月末まで待って定植するかどうか判断する。
端にブロッコリーを5株。これはご隠居からの贈呈苗。(9月8日定植)

④9月6日、ホウレンソウ畝にホウレンソウ、ハツカダイコン、コマツナ923_9の3種を播種。3日後コマツナだけが未発芽なので、タネを代えて再播種。2度目はシッカリ発芽した

⑤8月28日に923_12定植したエシャロットの球根は、シッカリと芽がでて、葉も伸び始めた。

⑥9月8日に播種した、京ミズナ、シュンギク、サラダ・エンツァイ923_2923_10の葉物3種はそろって発芽したが、シュンギクの播種量が足りなかったので、追播種。
シュンギクの生育が遅れているが大丈夫だろう。エンツァイの収穫は10月初旬から。

⑦最後に大物・ダイコン畝。8月30日に播種しておいた5寸ニンジン・923_6陽明五寸(タキイ)は無事発芽し、成長中。
ダイコンは予定どおり、雨の中9月13日に播種した。聖護院10株、青首ダイコン923_416株はマルチの穴から順調に発芽。これから間引きにかかる。(間引き苗はおいしいよ!)

⑧ラッカセイの畝が予定より早く空いたので、ここに葉ダイコンチンゲンサイを播種する予定である。

⑨今いちばんの問題はレタス。播種の際、新種の半結球レタス(リバーグリーン)であることを見落としていた。育苗状態がよく分からないので、これも9月いっぱい待って、定植するかどうか判断したい。
代わりに、リーフレタス(レッドファイヤー)の苗を売っていたので、10月初旬、リバーグリーンと一緒に定植する予定。

⑩お隣のSさんは秋ジャガ(出島)を植えているが、私はついつい失念。時期を逃がしてしまった。
地這いキュウリが10月いっぱい、秋ナスもそろそろ終焉のときを迎えるので、後に何を植えるか思案中である。

⑪6月8日に923_13定植した根深ネギは、苗がようやくシッカリし出して来た。3回目の追肥&土寄せも済み、11月初旬、12月初旬の追肥&土寄せでラストスパート。今年中には食卓に乗せる予定である。

以上、大小入り混ぜて12種が生育中(継続中のゴボウ、秋なす、地這いキュウリ、サツマイモを入れると16種)である。フーッ、忙しい。

             

      

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2006年9月 5日 (火)

キャベツの定植

9月は野菜畑の端境期である。春夏野菜の収穫がほぼ終わり、秋冬野菜への切り替え時期なのである。

我が燦燦農場でもしかり。Maricoグループを追い出してから、夏野菜用畝を壊して秋冬用に組みなおし、苗の養生へと取り掛かった。
華やかな夏野菜と比べ、根モノ中心の秋冬野菜は一見地味であるが、料理のネタとすれば格段に上である。

初年度の今年は何事もチャレンジ。
キャベツダイコンハクサイホウレンソウレタスハツカダイコン京ミズナ山クラゲエシャロットエンツァイチンゲンサイ葉ダイコン……これに以前から引き続き栽培中の、ゴボウ、ニンジンシュンギク、コマツナ、根深ネギと農場いっぱいに展開する予定である。818_Photo_29

8月26日にその第一弾、キャベツの定植を行った。
これまで、トマト、キュウリ、ナスなど苗を購入してきたが、これからは苗も自分で作る本格ファーマーを目指し、キャベツの苗床を自宅に作ったのだ。
7月28日に9cmポットに播種。苗床で1ヶ月養生した苗は、本葉5枚までに成長した。

これまで高みの見物で、「あなた作る人、わたし食べる人」を頑なに貫いてきた家人に、「植えるだけなんだから、自分で植えてみたら?」と誘ったところ、「うん、夕方の涼しい頃ならやってやる!」だと。
最近かかってくる知人との電話の様子では、どうやら畑で野菜を作っていて、自分も相当関わっていると吹聴しているようである。

826”夏の暑い盛りに、畝も私が梳いたのよ、30日掛けて苗も私が育てたのよ”……でもまァいいか。
橋本のご隠居も、苗の定植は夕方がいいと言ってたし…。

株間35cmで、14株定植。
我ながら、見事な畝に見事な苗である。願わくば、見事に結球して欲しいものである。
「私が植えてやったのに、ダメにしてしまったのネ!」と言われぬためにも。   

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2006年8月15日 (火)

常兄い、ヤッチャン相次いで来場!

ここ2週間ばかり、新規原稿をアップしていない。
オレっちには関係ないが、世間様も夏休みだ。少々疲れたことでもあるので、お休みしちゃおう! と、いつもの怠け癖が出たわけである。

ただし、ブログを怠けていただけで、燦燦農場へは行っていた。8021726814801茶豆はしっかり収穫したし(左2枚の写真)、地這いのキュウリ(左から3枚目)も植えた。

自宅では秋冬野菜の王者・キャベツの苗も育てている。(右の写真

また、近海漁業にも2度ほど出かけている。(詳細は別稿)

こんなクソ暑いときに誰も見てないと思っていたら、奇特な人種はどこにもいるわけで、「何で書かない、ネタ切れかい?」と揶揄する投書が約1通。というわけで、久しぶりの新規原稿である。

タイトルを見て、「やっぱりね…。いよいよ本性が現れたァ!」と思われたあなたは、昔の亡霊を知っている方ですネ。
(自慢じゃないが)現役のころ、当時の広告部長K氏、芸能記者として社内№1のKサン、そして私の3人は、「○○社の3ヤクザ」と評されていた。
K氏もKサンも、その風貌からさも有りなんと思うが、眉目秀麗な美青年の私が何で……? 今もって謎である。知っている方は教えてくださいナ。

話を本論に戻す。
完熟トマトを宣伝しすぎたせいか、8月に入ってわが農園への来園希望者が続出している。
すべてに対応できないので、3つのグループに絞った。8月11日が常兄い夫妻、8月12日にヤッチャン・グループ、8月20日をマリコ・グループと割りふったのである。

常兄いなどと書くと、811_1サラシに雪駄を想像されるかもしれないが、あにはからんやというかまったく正反対で、現役編集者時代から「思考大まか・風貌銀行員」といわれた、そのままのお姿である。
太っ腹カァちゃん(ゴメンナサイ!)と同伴でご来場くださり、カリフォルニア・ワインと、沖縄のチンスコウと、お茶の2ℓペットボトル6本を 差し入れてくれた。
(ウーム、この組み合わせは一体何なのだ。しばし考えたが、やめた。なんたって思考…)811

しかし差し入れをもらったのは初めてなので、超感激!でした。
髭親父とジモト衆のお二人、人を訪ねるときはこうでなくてはいかんのですよ。
そうだ、これからの来場者には「差し入れ持参のこと」を条件としよう。

第2陣がヤッチャン・グループ。ヤッチャンも私が勝手にヤッチャンと呼んでるだけで、正式な名前がある。(当たり前だ)
自称・私の最後の弟子で、顔も体も性格も丸~るい丸~るい、私とは正反対の、温厚篤実が服を着て歩いているような人である。812
所属している編集部で、菜園の本を出すので、担当編集者を連れて見学&取材に来たというわけだ。写真は左がO嬢相変わらず、無愛想だが美しい)、右がS編集長とT嬢。ところが肝心のヤッチャンがいない。(いつもこうなんだ。肝心なときいないんだよなぁ)

常兄いとはチョと違い、こちらは日除け用のタープと、よーく冷やしたスイカ&パイナップルをクーラーに入れて持参。
どこに行っても、何をやっても相変わらず「気配りのヤッチャン」そのままで、微笑ましかった。

ところが到着して30分後。農場の空が一転俄かに掻き曇り、雨と雷が来襲した。
特に雷鳴がひどく、怯えたヤッチャンが「皆さんクルマに避難しましょう」
地震・雷・火事・親父…怖いものなんて何もない私は、避難した彼らのクルマの外に立ち、「何やってんだ?オメーたち」てなものでした。
後で新聞を見たら、山手線は止まるは…怪我人は出るは…の大騒ぎであったとか。(ヤッチャン、ごめん。あんたの判断は正しい812_1

こんな騒ぎのせいか、見学者ご一行の写真がありません。左は取材陣が写してくれたメキャベツの定植写真。私の手だけが写ってます。
性格に似合わずやさしそう……。      

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2006年8月 1日 (火)

ジモト衆2人の茶豆収穫顛末記

7月31日(月)、髭親父に続き、ジモト先輩衆2人が茶豆収穫にやって来た。

Pict0093 以前からエダマメの収穫だけはやらせろといっていたKさんの要望に応えた形だが、実はコレには裏があったのだ。
アライグマにやられたトウモロコシであるが、畝の端に植えておいた予備のトウモロコシが2本あった。未熟のせいかアライグマの奴、これだけは食わずに残していったのだ。

試し取りのトウモロコシをいくら「旨かった、旨かった」と言っても、誰も信用しない。(日ごろの行いがオオカミ少年的!?)
そこで、残った2本をジモト衆に食わせ、「ウ~ム、旨かった!」と証言させようとした。
残った2本をガンジガラメにネットで囲み、ちょうどいい熟れ具合になるこの日、二人を呼び寄せたわけである。

だが、またもやガーンである。Pict0086 襲撃から1週間、前々日(29日)まで何の音沙汰も無かったのに、このガンジガラメのネットが破られていたのだ。
重ね重ねのコンチクショウであるが、ジモト衆への手前動揺を見せず、「ハハ、またやられちゃった!」
しかし、本当にトホホである。

ジモト衆二人は私の落胆を屁とも思わず、久しぶりに現れた隣の畑の厚木氏に特大のゴーヤとナスとオクラ(つまり育ちすぎですナ)をもらい、実技講習会の準備に来たご隠居からもトウモロコシを恵んでいただき、嬉々としている。

完熟トマトをクーラーで冷やして食した後、いよいよ本命の茶豆の収穫に取りかかった。Kさんに収穫方法を説明し、もう一方のTさんには撮影をお願いした。
ふたりとも元編集者である。ざっと説明すれば分かるだろうと思っていた。だが、「信用するな! 元編集者」である。

「エダマメはネ、こうやって葉っぱを引っ張ると豆だけが残って売ってるような状態になるノ。そしたら根をこの鋏で切り落としてネ」 「はいっ!」
いいお返事で了解したKさん、ほぼ説明どおりにやってくれたが、根を土から引っ張り出さず畝に残したままチョキン。
土に残っちゃった根はどーするノヨ。

Pict0089 Pict0091 もっとひどいのはカメラマン役のTさん。渡したデジカメの使い方も聞かず、いきなりバチバチ。ファインダーも付いてるけど、液晶画面で確認するのがジョーシキ。「やばい!」と、思ったがやっぱり……。
家に帰って確認すると、すべて指の影付きで、左のような芸術写真になっていた。

……というような顛末であったが、ジモト衆の接待も無事(何が?)終了したわけである。

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2006年7月24日 (月)

「新規一転」、再挑戦!

アライグマ・ショックから立ち直り、3日ぶりに農場へ行った。

雨の谷間のせいか、いつもと違って午後だったせいか、724_農場には誰も来ていなかった。改めてトウモロコシの惨状をゆっくり見ていたら、橋本のご隠居が現れた。
(←写真、トマトは鈴なりでした)

トウモロコシの件を話すと、アライグマではなくハクビシンだと言う。724
「おらの畑のほうにも被害が出とる。畑に残った足跡は確かにハクビシンだ。アライグマではねぇ。あっこに見える大きな家が今、空き家になっとっるだが、そこにハクビシンが住みついちまったんだよ」(←写真はご隠居の畑に残された獣の足跡)

どちらが正しいかは分からないが、あちこちで獣害が頻発しているようだ。

防御策としては、もうちょっと旨くなるまで待とうではなく、早めの収穫を心がけるようにとアドバイスされた。
「頭いいからね。まだ出来てないやつは食わねぇ。トウモロコシなんか絹糸が茶色になった頃合を見計らってやって来るだァね」
さらに私の鳥害除けネットを見て、「どうせ掛けるんならよォ、スカートみたいに下がスカスカではダメだ。下までがっちりやんなよォ」

……はい、今後はそうします。

今日来たのは、実は理由がある。厚木のJAで地這いのキュウリ苗を手に入れたのだ。
現在のキュウリ栽培はほとんどが立ち苗のネット栽培であるが、元々日本固有のキュウリは、カボチャと同様に地を這わせたのだ。
そのための畝の準備をしておかないと、間に合わないのだ。

「いいところで会った、ご隠居。地這いキュウリの作り方を教えてくんない」
生徒がひとりだったせいか、懇切丁寧にご教示頂いた。(でも、ここでは披露しないもんねぇ)

724_2おっと忘れてた。3日ぶりなので、収穫、収穫。  724_3
トマト21個、秋ナスの「恋紫」が2ケ、シュンギク5株、それに茶豆を試し取りした。(←写真、キュウリはご隠居からのプレゼント。私のキュウリは終了)

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2006年7月21日 (金)

コンチキショーと脱力の一日

前回、前々回での農場報告では、すべて順調に推移していると書いたが、昨日(7月20日)は、ついに来るべきものが来ちゃった! のである。そのためコンチキショウ&脱力の一日となった。

小さいころからの夢…『自分で作ったトウモロコシを、朝取りして、すぐ茹でて食いたいが、無残にも砕かれたのである。
ご存知の方も多いと思うが、野菜の中で豆類は、収穫直後、新鮮であればあるほど旨いのである。お魚ちゃんと同じなのだ。
この農場をやろうと決意した要因の半分以上は、この夢を叶えるためであったとも言える。

だから完熟トマトよりも、まだ見ぬラッカセイよりも、大切に大切にしてきたのである。711__2
この農場一帯は山野鳥が多いと聞いたので、奴らに食わせてなるものかと鳥除けのネットまで張って防戦した。(←左の写真クリックしてみてください。beforeです。)
旨い実にするため、一株に2個成っていた実を泣く泣く1個に収斂させ、ただひたすらその日を待っていたのである。

アアそれなのに……。

3日前(7月17日)、連休最終日の早朝7時半に農場に入り、試し取りした。
717_トウモロコシの皮を剥ぐと…成っているではないかツヤツヤの粒が! 
ところどころ虫に食われているが、ナニ旨い実には虫が付くのさ、気にしない気にしないと言い聞かせながら、自宅に打電。
「タイボウノ トウモロコシ ゲット。 ユヲ ワカシ タイキ セヨ」

ほんのり甘くて、旨かったですなァ。 コレだ、コレだ、この味だァ……てなもんでした。
いつもは冷ややかな目で野菜狂いの親父を見ている息子も、「ウム、旨い」と一言。
ただ若干、粒が弱々しい感じ。あと2日か3日で完璧になるなァ、と密かに思った次第である。

7月18日~19日は雨、雨、雨。
逸る気持ちをグッと我慢し、雨模様が曇り模様に変った7月20日早朝、いそいそと農場へ出かけた。
だが畑に入り、トウモロコシを見て、一瞬何が起きたのかすぐには分からなかった。株はなぎ倒され、トウモロコシの実は皮を剥がれてあちこちに散逸……なんだろ?、これ。(←写真は、afterです。)720
しばらくしてからやっと、やられたァ! …シカか、イノシシか、ハクビシンか、それともサルだろうか?

無念、残念、コンチキショウである。これまで、TVなどで猿に荒らされた農家の人の話を聞いてもピンと来なかったが、今は分かる。
もうガックリ、ヘナヘナであります。惨状跡を片付ける気力も無く、そのまま帰ってきてしまった。

神奈川県農政課に報告の電話を入れる……今年は神奈川県のあちこちに被害が出ている。荒らされ方から判断すると、サルではなくどうやらアライグマでしょう、と。
「えっ、アライグマ? いるんですか?」 飼育されていたアライグマが野生化して増えているらしい。

それにしても、なんで我輩のトウモロコシだけが全滅なんだ。(※お隣の横浜サンの畑は半分の被害、斜め横の厚木サンは被害なし)
農政課のお答えは 「やつ等、よく知ってるんです。あと2~3日後には人間サマの口に入る頃合を見計らって、それも最も旨そうなのを選んで食うんですよ」

するってえと、私のトウモロコシが10人中いちばん旨いってわけかァ。なァるほど……。
チョッピリへんな優越感がにじみ出てくる。
実際、食われずに残されていた2つを持ち帰り、皮を剥いでみたが、虫食いと実成り不良でとても食べられる代物ではなかった。

雨が止んだら後始末に行こう。それから、「次は芋がやられる」そうなので、サツマイモの防御作戦をジックリ練ってみよう。

※ペットをお飼いの皆さん、飼育放棄をしないでください。それと、お百姓さんが丹精込めて作った作物を、途中で失敬するのは絶対に止めましょうね。

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2006年7月20日 (木)

珍客、来園!

7月7日(金)、七夕の日、愛燦燦農場に初めてのお客様。

以前から、一度農場を見てみたいと言っていた髭親父が、奥様同伴で来園。いつものごとく、一席打たないといられない親父、「ウムなかなか良い立地である」から始まって、キュウリの薀蓄、トマトの薀蓄、果てはニンジンの葉っぱの料理法までご教示くださった。

キュウリは前もって収穫しておいたものだが、折角来たのだから「トマトは自分で収穫せい」と指示。家のかぁちゃん、農家の出身だから珍しくも無いんだが……などと言いながら3つ、4つ収穫。

実を着けだしたトウモロコシを見て、「ゆうさん、この実は一株に一個にして一つ一つを充実させたほうがいい」。それは講義でも聴いていたことなので、2本ある下の実を若取りすると、いきなり皮を剥いで若実をかじりだした。驚いたことに、その実を連れてきた犬に与えると犬も食いだした。40

「おい親父、満足な餌もやってねぇんじゃねぇか?」 「家の犬は何でも食うんだよ。キュウリのお新香なんか大好物さ」
試しに収穫したキュウリを差し出すと、バリバリ。

ウーム血筋はいい(コッカスパニエルという賢い犬らしい)のに、飼い主がガサツだと犬もガサツになるんだァと納得。30分ほどいて、キュウリ11本にトマト5個、若取りトウモロコシ数本を持って3人(?)で帰っていった。

旨いともまずいとも報告が無いが、そのトウモロコシが食い収めになるとはこの時点では露しらず……。

でも、このブログの熱心な聴視者(?)で、開園のころからを知っている人に来てもらえたのは、ことの他うれしかった。 707_40

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2006年7月16日 (日)

燦燦農場近況報告と収穫祭

個々の報告はしてきたが、農場全体の現況624_2 が分からないと言う方もいるので、今回は全体状況を報告。

農場もすっかり私の言うことを聞くようになり、私もすっかりファーマーに変身したようです。どうです、板についてきたでしょ。

●ともかく小さいころからの夢、トウモロコシは、サカタのスイートコーン「ゆめのコーン85」を5月3日に播種したが、現在は雄ズイも雌ズイも花開き、雌ズイが着々と育っている。711__1
ただ残念ながら、アワノメイガの虫害が発生している模様。
2本立ちを1本立ちに間引き、収穫を一日でも早めようとしているが、どれだけ食べられるものがとれるやら……。
7月末が収穫時期か?

キュウリは前回で詳説したので割愛。秋冬野菜への変更のため、7月末で栽培終了の予定。

待望のトマトは、タキイの「桃太郎」を苗で購入し、5月3日定植。各株一本立ちの1段4個×5段の20個が順調に成長中。710_ 苗数11株なので、予定収穫数200個です。
すべて完熟の、マリコ曰く「ゆうちゃん印トマト」です。ご入用の方は早めにつばを付けてください。
最初の初物はカラスに食われたが、あまり旨くなかったのか以後は順調。6月30日に最初の1個を収穫。以後、7月6日…10個 7月10日…8個 7月11日…3個 7月12日…4個  の合計26個が収穫ズミです。残り174個ですよ~。

茶豆は、サカタの「夏の夕」。5月19日に播種。710 ちょっと早すぎた嫌いはありますが、順調です。6月28日までトンネルの中で育てたので、病害虫は無く、着莢不良が無ければ7月下旬生産者の恩恵を楽しめそうです。
写真で見えるでしょうか? 莢が決めてです。でも、このまま実が入らなかったらどうしよう。(※肥料の与えすぎは着莢不良になる)

ラッカセイは、千葉産の無名種ですが、これも順調。711 4条播きの予定が鳥にほじられて3.5条になってしまいましたが、花も咲き白い地下茎が地面に突き刺さり始めています。
美人姉妹のお姉さま、謎解きの結果はこれです。ラッカセイの実は根にはえるのではなく、花から伸びた白い茎(子房柄と言うんだそうです)が地中にもぐって実を着けるのです。
こちらの収穫はあと2ヶ月くらいかかりそう。

サツマイモは、地元の農協から仕入れたベニアズマの苗。630 安いんですねぇ、サツマイモは。50株で900円でした。考えたら当然、苗と言うより茎のきれっぱしなんです。それにサツマイモ自体が実ではなく、根の一部が変化したものだそうです。またひとつ利口になったでしょ。
救荒植物だから高くちゃ誰も買わないよね。小学校で習ったことも役に立ちました。育ちは順調(に見える)。青々とした葉っぱが四方八方に伸び、お隣さんに侵入しようとしています。収穫は9月中旬。

葉モノ類。他と合わせて5月上旬にコマツナ、ミズナ、シュンギクを播種。706 匂いの強いシュンギクを除き、虫害で全滅。6月3日に寒冷紗のトンネルの中にコマツナ、ミズナを再播種。虫完全シャットアウトの状態で再チャレンジしました。そろそろ第1回の間引き時期に。
多少の虫食いぐらい気にならない人には、おすそ分けします。ただし収穫は早朝です、朝8時までに農場に来られる方が対象。

ニンジン、ゴボウの根菜は、サカタの「ベーターリッチ」と「てがるゴボウ」。Photo_28  どちらも短根のサラダ用根菜です。手前がニンジン、後方がゴボウ。今年の天候不順で、プロも困っているゴボウ、どうです、すくすくと育っているでしょ? 神奈川県農政課の内野先生も賞賛してくれました。
発芽したら成功!のニンジンも大丈夫そうです。これらは差し上げません。すべて自家消費です。
「うまいものは他人に食わせるな」は、我が家の家訓なんです。

根深ネギ。6月8日に50株定植。706_2
ゆっくりゆっくり土を盛り上げながら12月の収穫に向かう超スロー成長の典型。土に埋まってできる根の白い部分が50cm超になったら大成功。乞うご期待です。
うまくできたらネギを寄付しますので、どなたか肉を用意してくれませんか?

最後に秋ナス706_1 今年はやらないつもりだったナスだけど、「嫁に食わすな」と言われるほどの絶品。
カネコの「恋紫」を6月30日に3本植えてしまいました。
この農場では、ナスは皆さん成功しているので、たぶんうまく育つことでしょう。なんてったって天才のやることですから。

※以上が7月16日現在の農場現況です。

急告!
以前9月に収穫祭を行うと宣言しましたが、トマトが食べたい人は8月初旬まで、トウモロコシが欲しい人も7月いっぱいに来場してください。
9月の収穫祭はサツマイモとラッカセイだけになりそうです。
予定は未定にして決定にあらず、おまけに天候が相手の農作業です。コロコロ計画が変ります。このブログをいつも見てないと、おいしい恩恵には与れないですよ!

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2006年7月11日 (火)

キュウリの収穫記録

このところ、何やかやと仕事が立て込み(以前はこれで事足りたのであるが、今は仕事は無いはずだろ? と突っ込まれるので、)もとい、家事が立て込み、このブログへの新規投稿が遅れている。

コメントやメールで、見てる人もいるんだからシッカリ書け! とのブロガー(と言うんだろうか?)冥利に尽きるお叱りを受ける。
原稿はアップしてないだけで、下書きはしてますよ。また農作業は決してサボっておりませんので、マリコちゃん、モトさん、M農業指導普及員さんご堪忍を。617syuusei

と言うことで、今回は真面目に農場報告です。

以前キュウリの成長速度の速さを書きましたが、本当に早い。最盛期の農家は朝と夕方の2回収穫するというが、燦燦農場でも2日も放っておくと鉛筆サイズがあっと驚く30cmサイズのウリになってしまうことも……。
もっとも、ウリサイズのキュウリを昔のキュウリの味がするといって喜んでるようなボケナス女もいるようですが。

日付を追った 収穫記録です。
● 記念すべき初収穫は6月12日、7本でした。

●第2回収穫は、6月17日で18本

●第3回は6月19日、9本

●第4回6月22日、22本

●第5回6月24日、18本

●第6回6月28日、8本

●第7回6月30日、17本プラスα(娘が何本かもいでいった)

●第8回7月3日、8本

●第9回7月6日、21本

●第10回7月10日、24本

●第11回7月11日、9本

以上で、合計143本プラスα(7月11日現在)。初心者で一株あたり15本程度だそうなので、平均点と言ったところでしょうか。
628_68 630_3 706921

前回、キュウリ料理を3品しか作らなかったと家人のことを書いたところ、名誉のために書き直せとのお達しがあったので訂正します。
いろいろ調べたらしく、その後10品ぐらいでてきました。
でもやっぱりおいしかったのは、エバラの浅漬けの元で漬けた一夜漬けでした。チャンチャン。

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2006年6月21日 (水)

名水・護摩屋敷の湧水

愛燦燦農場への出勤(?)も少し慣れてきた。
キュウリの収穫も3回目となると余裕である。
「なんだ今日は9本かァ、少ないなあ」などとつぶやきながらサッと収穫。

キュウリの収穫を除けば、種まきや定植に追われた農繁期が過ぎ、除草と間引きぐらいしかやることがない。Tomato30

トウモロコシは順調に育っているし、トマトは自宅での養生が効いたか丈夫に伸びて第4花房まで実を着けている。Photo_19
ラッカセイはと見れば、黄色い小さな花を咲かせ出した。自分でもはじめて見たが、なんと可憐な花であろうか。

茶豆はネットの中で着々と葉を茂らせている。もう少ししたら3本立ちから1本を間引き、2本立ちにしてやる。この分では8月には、エダマメとして食卓に乗るだろう。Syuusei
サツマイモは、船底植えした畝も、斜め刺しにした畝も、共にしっかり根づいたようである。

隣の畑の横浜の方が小松菜ではなく「大」松菜にしてしまったコマツナも、本葉になりだした。
同時に植えたシュンギク、ミズナも芽吹いたし、ゴボウ、ニンジンもしっかり芽を出している。

こうしてみると、「ウーム、ひょっとして我輩には天性の素質があるんではなかろうか」、などと密かに微笑む。

……然らば本日(6月19日)は農作業とは少し趣を変えよう、というわけで名水採取に舵を切った。
農場からは、以前行ったことのあるヤビツ峠の護摩屋敷湧水とそれほど離れていないはずだ。
こんな時に、カーナビはチョー便利。ちょちょいとデータを入れたら、「25km、約1時間です」とはじき出してくれた。

午前11時半、いざ出発となった。チョッピリ道はくねっているが、半原を経由して宮ヶ瀬に到るまでは、平日のガラすきの山道を快適に走る。Photo_21
だが宮ヶ瀬を過ぎ、ヤビツ峠方面へと向かう県道70号線に入った途端、道幅は1車線ギリギリに。それも蛇行の連続で、恐怖を覚える。

幸い対向車がほとんどないので、緊張しながらも何とか進行。梅雨時の山道なので、山側から水が流れている。ところどころにある標識がなかったら、ホンマにこの道続いてるんかいな、といった感じ。

Photo_22それでも清川村から秦野市へと行政区域が変るころには、対向車がチラホラ。ほとんどが工事用車である。そりゃまぁそうだわナ、月曜日のお昼ごろ観光道路でもないこんな林道に、車を乗り入れるモノ好きはそうはいない。
日本はまだ大丈夫、真っ当な国民が大多数なんだ、とへんな感心の仕方をする。

何の変化も指示目標もなかったカーナビに、突然山小屋の表示が出た。青山山荘、富士見山荘……。そうだ! 護摩屋敷の湧水は、確か富士見山荘のそばだった。ああ、良かった~。
道も心なしか広くなり、余裕が出てきた。 Photo_23 Photo_24

Photo_25 そして、ありました! 見たことのある水汲み場が。(左が富士見山荘、右が水汲み場とその由来)
以前来たときはチョロチョロしか出ない水に長蛇の列だったが、流れ出る水には勢いがあり、並んでる人もいない。わずか2~3人しかいないのだ。

持って行った20ℓのタンクにたっぷりと水を汲み、帰りの車中用にペットボトル1本にもつめてから、秦野市街へと峠を下りだした。清川村側は急勾配の1車線アップダウンコースだったが、こちらは下り一方で、おまけに2車線の完全舗装道路。
ゆっくりスラロームしながらペットボトルの水を飲む。
日本百名水が、いとも簡単に手に入ったので、気分は最高!であった。

秦野から246号線に入り、一路自宅へ。
カーナビちゃんは盛んに東名利用をアナウンスするが、完全無視。だって時間はたっぷりあるんだもん、高速なんかや~だよ。
途中、伊勢原の「回るお寿司屋さん」に寄って、ガラ空きの店内でサービスランチ+赤貝とアナゴ各1貫のお昼を食す。
定年者の恩恵をたっぷり受けて、午後3時半自宅に帰着と相成ったのである。

ところがいつものパターンで、着いてガックリ。
やってしまった!
栓をしっかり閉めてなかったのか、タンクが倒れて水は半分しかない。代りにトランクの中は水浸しという仕儀。
トランクの水抜きをして、中を乾かしてるうちに5時を過ぎてしまった。

風呂に入って汗を流し、今日もこうして一日が暮れたのである。

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2006年6月20日 (火)

キュウリの成長速度

初収穫の翌日からまたもや雨、雨、雨である。

晴耕雨読の生活であるからして、当然農場へは行かない。2日間、雨で足止めを食らうと農場の状態が気になってしょうがない。(ウム、我輩も本物のファーマーに近づいているぞ)
3日目。午前中だけ晴れると言うので、朝7時半に出発。現地到着はちょっと時間が掛かって9時少し前。

30 いちばん気にかかっていた、キュウリの畝に直行。下を覗いてみると、またまたキュウリができている。
今日はご隠居のご指示通り、キュウリとトマトの消毒をする。タケダのダコニールも用意したし、以前買っておいた日立製噴霧器も持参した。
ダコニールを1000倍に薄めて散布するのだが、雨が降ったらおしまい。一刻も早く撒いて乾かさないと意味がない。

その消毒の前に、収穫できるものは収穫してしまおう、という訳で収穫を始めたが、「ありゃりゃ」、3日前には小指の先ほどであったはずのものが肥大している。中には重みに絶えかねたかマルチに横たわっているものも。Photo_15

3日前にご隠居が、「採れるものはとっちまいな」と言ったのは、これだったのだ。
キュウリの成長は非常に早く、生産農家では最盛期には朝と夕に収穫しないと追いつかないそうだ。一説には1日で3~4cm伸びるとも。Photo_17

という訳で、収穫第2弾が左の 写真である。まァまァましなのが9本、ウリのように肥大したのが3本、地上に降りて「くの字」になった曲がりキュウリが3本。しめて15本
これはやはり、事前に売り捌き先を確保しなきゃならんゾと思った次第である。

Photo_18

←こうなると商品にはならんわなァ

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2006年6月18日 (日)

祝! 初収穫

5月下旬から天候が不順である。まるで梅雨に入ったようで、1日晴れて、2日雨。それも午前中晴れていたのに、午後は土砂降りといった塩梅。

そのため、農場に行くことがままならない。「晴耕雨読」とはよく言ったもので、雨の日と大雨の翌日は畑に入るな、と言うのが今でも鉄則である。

ちなみに5月の神奈川県の気象経過を記すと、
【気温】 第1、第2、第4半旬は平年並み、第5半旬は高く、第3半旬は低かった。
【降水量】 第1、第3、第4半旬は平年並み、第5半旬は高く、第2半旬は少なかった。
【日照時間】 第1半旬は多く、第5半旬は平年並み、2,3,4半旬は少なかった。

半旬とは何かと言うと、上旬・中旬・下旬は10日単位、その半分5日の単位を半旬という。
農作業と気象は切っても切れないもので、ファーマーとなるとそこらの家庭菜園ナーと違って、5日単位で気候を読み、対策を立てるのである。これ、常識!

……なぁんちゃって。実はコレ、神奈川県農政課の講義で習ったことである。ここらへんが、単なるお遊びではない証拠。ためになるなぁ。

明日は晴れるからコレをやろうと計画すると雨、逆に明日は雨だから他の事をやろうと思っていると晴れる。ほんとママならないのである。
という訳で、5月末から6月初めにかけて、1週間ほど農場に行けなかった。

だから、コレは決して私が意識的にサボったわけでもなく、技量が劣っていたわけでもない。
……何が? 
その1週間中に起こったことである。

久しぶりに農場に出てみると、トマトもトウモロコシもラッカセイも、み~んな元気に葉を伸ばしている。オゥオゥ、愛いやつじゃ。Photo_11
ところがところが、キュウリの奴、ちょっと見ぬ間に、四方八方にツルを伸ばし、クモの巣状態になっている。

「さぁ、どうすんべーか」と思案していると、現地指導員の橋本のご隠居が明日の授業の下準備中。
「ご隠居、ちょっくらワッチの畑を見てくれねェべか。キュウリがぐちゃぐちゃになっちまっただよ」
「どーれ。あチャー、こうなる前に誘引しとかなきゃなんねェべよ。それに下のほうの葉っぱがほれ、ベト病にかかっとる」
「もうだめですか?」
「せっかく作ったんだから、なんとかすべェ。まずこの黄色くスの入った葉っぱを全部とる。それから、いい子ヅルを2本だけ生かして上に誘導する。
余計な子ヅルと孫ヅルは取っちゃったほうが良いんだが、実をつけててもったいないから、実を2本だけ残してその先を切っちゃう。
それからやっぱ、消毒するだねェ」

「へえ、ご隠居、ありがとうござんす」……てなわけで、整枝に取り掛かったが、どれが親ヅルでどれが子ヅル、孫ヅルか皆目分からない状態。迷った挙句、大きそうな枝を強引に上に伸ばし、先の細いのをトットコ切ってしまう。
消毒はこの次来た時だね、と自分に言い訳しながら下を見ると、もうキュウリの形をした実がなってる。

「ご隠居~、このキュウリ採っちゃったらダメかね~」 「この次いつ来るだァ」 「明日はちょっと仕事が、明後日はムニュムニュ。3日後かなァ」 「それじゃあ、採れるだけ取っちゃいな」 Photo_14
という訳で、初収穫のキュウリを採取した。写真の合計7本。不揃いなところがイイでしょ?

早速、自宅に至急便をメールする。「八百屋に出しても恥ずかしくないキュウリ、7本ゲット。おいしい食べ方を帰宅までに研究のこと」

その夜の食卓に、出ましたねえ、キュウリが。
第一の器…ワカメ、シラスと一緒に合えた酢の物。第二の器…味噌を添えたスティック・キュウリ。それに竹輪と一緒に何かで和えた一皿が。
しかし、ただそれだけ。
「酒の肴、コレだけ?」というと、キツ~イお言葉。
「稼ぎが無いんだから仕方ないでしょ。それに自分で作ったキュウリだもん、おいしくないはずはないっ!  嫌だったら止めなさい」

退職後、頓に強くなった家人からのキツーイお達し。この日のためにとって置いた「久保田の百寿」と一緒に、とってもおいしく頂きました。
でもコレ、皿数はともかく料理っていえるのかなぁ。

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2006年5月30日 (火)

1週間ぶりの愛燦燦農場

5月29日(月)、最終出社で1週間ご無沙汰してしまった農場へ行ってきた。

面白いもので、しばらく行かないとトマトはどうなってるか、キュウリは、ラッカセイは……と、気になるものだ。俺もいよいよ本物のファーマーになったのかも。

今日は晴れるという天気予報なので、朝8時15分に自宅を出発。
午前中で、トマトの芽かきとラッカセイの除草、それと予定より早めに播種したコマツナとゴボウ、ニンジンの発芽状況を観察する予定だった。

Pict0466 着いてみると農場には誰も居ない。久しぶりの好天なのにみんなどうしちまったんだろう? そうか、月曜日の朝9時過ぎだもんね。中高年も月曜日は忙しいんだ。私だけが暇なのね……なんて少し拗ねながらトマトとキュウリのアンドン囲いをはずし始める。

オウオウ、みんな立派になりました。トマトはしっかり枝葉を伸ばし、中にはもう実を付け出したものも。キュウリも添え木につるを巻き出し始めている。

トマトの芽かきをし、ラッカセイの除草をし、農場の回りにはえた雑草をホー(知ってますか?この器具。長柄の除草具です)で掃除。そうこうしているうちに12時、町役場の拡声器がキンコンカンと鳴り渡る。(懐かしいなぁ)

誰か来るかなぁと思ったが、だぁれも来ない。「つまらないから帰~ろっ!」としたら、土手の向こうに釣り人が……。そう、ここ愛燦燦農場は中津川の清流ががすぐそばを流れているのです。
車をぐるっと回して近づく。
「何が釣れるんです?」
「ハヤとかウグイなんかの雑魚」
「ヘーこんなところで?」
「ここは鮎の本場だよ。6月の解禁後は、ここらズーっと車でいっぱいになっちゃうんだから」Photo_13

Pict0478 知らなかったァ。それで、おとり鮎の看板なんかが出てたんだ。
しばらく見ていたが、釣り人は見てられると嫌なもの。「頑張ってください」と声を掛け、退去した。

鶯のホーホケキョと清流の流れと爽やかな風。コレまで渓流釣りはやらなかったが、ここでできるなら……。

ウーム、またひとつ嵌りそうな予感。

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2006年5月17日 (水)

畝作りがやっと完了。フーッ

思い起こせば、4月14日に農場の抽選会があって、翌日から農場に通いだした。

途中、あまりの重労働に腰が抜けかかったこともあったが、本日(5月17日)とうとう最後の畝が完成した。
最後まで残ってしまった、コマツナなど葉物類と、ゴボウ、ニンジン用の2本の畝である。Photo_2

誰も居ない農場で、小雨降る中を一人黙々と作業をこなしたのである。あとは最後の種まきだけで、山なら一番苦しい六合目を超えたところだろうか。
100㎡のファーマーになると宣言したところ、「ムリムリ、止めとけ!」と、のたまった輩よ、俺はやったぞ。

5月末にコマツナとゴボウ、6月に入ったらニンジンと茶豆の播種を行えば、あとは収穫を待つだけ。
秋には盛大な収穫祭をやっちゃるかんね。

なんたって、トマトにキュウリにラッカセイ、トウモロコシにサツマイモ、それにコマツナ、ニンジン、ゴボウだぜぃ。

Photo_1 秋の収穫祭前日には再び漁師に戻り、シイラとカツオとメジマグロを釣って、農事の神様に捧げてやろう。

←トウモロコシの芽が出た!

61歳10ヶ月の新ホームファーマー誕生です。

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2006年5月 7日 (日)

燦燦農場のGW

ゴールデンウィークは自宅整備に精を出すと約束したのだが、通販で頼んでおいたサカタのタネが届いた。

トウモロコシのタネ、「ゆめのコーン85」である。同時に、手違いでトマトの苗「麗夏」の生育が遅れおり、手元に届くのが5月末になるとのこと。こちらはキャンセルして、厚木農協のグリーンセンターへ出かけた。

タキイ種苗のトマトの苗「桃太郎」があったので、12株購入。授業で教わった良い苗の見分け方を参照して、節間が短く幹がしっかりしたものを選んだ。Pict0381
まだ花をつけてないので、しばらく自宅で養生をさせることにした。これも授業効果である。

そんなこんなで、しばらくお預けのはずでであった農作業に行ってしまった。
もうそろそろ、トウモロコシとラッカセイのタネを播いても良い時期になってきた。やはりベッド作りだけでは面白くない。

5月3日(水)快晴。
お隣11番は、ご夫婦で農作業。知らない間に私より進んでいて、何やら苗も植わっている。
反対側14番の方も……。こちらは相当なベテランらしく、黙々と作業中。

私も、「今日はタネまきヨン」てなウキウキ気分である。
前もって作っておいた幅75cmのトウモロコシのベッドに、90cmの穴あきマルチを張り(今度はうまくいった)、サカタの「ゆめのコーン」をひと穴に3粒ずつ埋め込む。

Pict0347 さらに隣のラッカセイの125cmベッドには、千葉県産半立種のタネを1粒ずつ株間30cmで4条播く。
その上にベタガケ資材パオパオを被せて鳥に穿り出されないように養生する。

こうして燦燦農場最初の種付け(ン?)、おっと種まきは終了。

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2006年5月 1日 (月)

1本の畝が2本に!?

トマトとキュウリを植えるつもりで110cmの畝を作った。
ところが買ってきた黒マルチを広げてみると、幅が95cmしかない。買うときはいつもの伝で、まぁ何とかなるだろうと思っていたのだが、何ともならないのである。

マルチは両側を土に埋め込んで、土を密閉しないと意味がないのだ。つまり110cmの畝に使うマルチは150cm以上なければならない。

Pict0339 という訳で、110cmの畝の真ん中に溝を作り、2本の畝にした。当初は畝の上半分をトマト2列、下半分をキュウリ2列と考えていたのを縦半分に1列ずつに分割したわけである。

理論的には合うのだが、トマトとキュウリでは肥料の施肥料が少し違うのである。
トマト用ベッドに植わったキュウリと、キュウリ用ベッドに植わったトマトがどうなるか……これも楽しみでもある。

かくして当初1本であった畝が、95cmマルチで被覆した2本に変身。
最後にトマト用畝に150cmの合掌型支柱を立てて、本日の作業を無事(!?)終了させたのである。

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2006年4月30日 (日)

講義2回目(春野菜)

4月28日(金)、2回目の講義があった。

春野菜の代表選手、トマト、キュウリ、ナス、スイカ、ピーマンの栽培について。スイカを除いて他はやったことがあるものだが、知らないことが多々あった。

たとえばトマト。①苗の植え方は、花芽を外向けに植える→トマトの実は同じ方向に付くので、一番花を外向きにすると全てが同じ方向になる。②下から1~3段目の花を着実に実らせるため、トマトトーンという薬を噴霧してホルモン処理する……など。

ホームセンターで買ってきた苗を、買ってきた土で、ポットのなかで育てるのとは育てるのとはわけが違うのだ。本物のファーマーになるにはそれなりの知識が必要なのだ。またまたウームである。

授業の帰りに農協のグリーンセンターに寄り、勧められた化成肥料「MMB2・6・2」と油粕20kgとトマトの苗(タキイ種苗の桃太郎)12株を買った。
そのまま直帰するのがもったいない天気だったので、わが燦燦農場は如何に…と確認しに。3本の畝がしっかり立っていたので安心。

明日はトマトの定植準備、マルチ張りと支柱立てをする計画である。

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2006年4月24日 (月)

畝立て

4月22日(土)、インターネットで頼んでおいた「秀じいの堆肥」が届いたので、1週間ぶりに燦燦農場(※愛の三本川なので、アイサン農場にしようかと思ったが、美空ひばりの歌を捩ってこう命名した)に出かけた。

本日は天気晴朗のせいか、他の人たちも圃場に来ていた。先日お会いした9番の方のほか、1番の方、4番のご夫婦、11番、13番と6組もの大盛況である。

お隣11番の方は横浜から来場。1週間前の私と同様、石灰散布と起耕にフーフーいっている。私の12番圃場はといえば、トラクターが入って、きれいに耕作されていた。シメシメである。

先輩面して、「大変でしょう。あまり入れ込まないで、ボチボチやったほうがいいですよ」とのたまいながら、恵泉の教科書どおりに間縄を張って、畝作りにかかる。

Pict0315 堆肥と化成肥料をレジュメどおりに播き、土と混ぜながら高さ10cmの平畝を作り上げる。起耕がシッカリやってあるので、先日とは打って変わって鍬がスイッスイッと入る。なかなか爽快である。

トマトとキュウリ用90cm幅の畝を1本、トウモロコシ2条播き用70cm畝と、ラッカセイ4条播き用125cm畝の合計3本の畝立てを3時間で終了。

今日の作業日程はここまでなので、他の皆さんの畑を見学に。早い方は、もういろいろ植えてあるが、大半はほぼ私の進行と同じくらい。

1番の奥さんがマルチを張って、何かを植えているので話しこむ。昨年は、隣の城山町が貸してくれた3坪の家庭菜園をやっていたが、もう少し広いところでやりたくて応募。無農薬栽培をやるつもりだとか。ニンジン、サトイモ、アズキと幅広く植えていた。

国書刊行会発行の『菜園王』という有機農法の雑誌を見せてくれ、これが一番いいとのこと。せっかく自分で作るのだから、無農薬でなければ意味が無い。「あなたも化成肥料を使わずに無農薬に挑戦しなさい」と、ハッパを掛けられてしまった。

1年目なので、「収穫の喜びを優先したい」とやんわりとお断り。だが、主旨は良く分かるので、いずれ挑戦しますとも…。
昔私が編集した、園芸ハンドブック『無農薬旬の野菜を作る』を進呈することを約束して辞去。

本日はスケジュールどおりの進行だったので、ルンルン気分で御帰還とあいなったのでした。

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2006年4月17日 (月)

腰が抜けた!

4月16日(日)朝5時に起床。農業だけでなく、漁業もやってるので早朝起床は辛くない。家人を急がせてお握りを作らせ、6時過ぎクルマで出発。

農場には7時過ぎに到着。まだ誰も来ていない。当然といえば当然だ。日曜日の7時といえば、大抵の人はまだ夢の中だろう。ウーム、やっぱり……と納得。

クルマの中でTVを付け、お握りとお茶で朝食。きれいな空気と大自然の中で、しばしの幸福に浸る。

Pict0318 食事後、いよいよ作業開始。まず石灰散布だ。「E野菜つくりま専科」で言ってたとおり、風上に立ち洗面器に入れた石灰をパァッと撒く。この後、深さ30cmくらい掘り起こし石灰と土を馴染ませるのだ。

買ったばかりの鍬をふるって起耕開始。東西7mを1列づつ鍬を入れていくのだが、これがキツイ。1列終えると息が上がってしまう。おまけに小雨が降ってきた。3列を終えたところで、クルマの中で小休止。ポットのコーヒーで、しばしコーヒーブレイクです。

時計を見ると、まだ午前9時過ぎ。作業開始から1時間も経っていないのだ。30分後に作業再開。
鍬をスコップに代えた。鍬より起耕し易い。だがそれでも、さらに3列を起耕するのが精一杯。

雨のせいか、11時になっても誰も来ない。
スコップに寄りかかってため息を突いていると、軽トラックで通りかかった人が、
「ホームファーマーかい?」 
「はい、そうです」 
「大変だろう?」 
「もう息が上がっちゃって」 
「定年なの?」 
「もうすぐね」 
「あんまり入れ込まないほうがいいよ。体壊しちゃうからね」 
「はい」
「ちっちゃいトラクター持ってるから、俺が耕しておいてやるよ」
「ありがとうございます。お願いします」

…ってナことで、雨の中、作業を中止して帰宅。すぐ風呂に入ってビールを一杯やったらドッと疲れが出てダウンです。

起きたら腰が痛くて痛くて…、でも「食べる人」には言えないので、早々に就寝した次第。

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おらが農園だァ

 開講式の翌日(15日)朝、家人と一緒に農園へ。何だかんだといっていたのに、現地に到着すると「いいところじゃないの!」だと。さらに続けて、「だけど私は食べる人で、Pict0287作る人じゃないからネ」だと。

 抽選決定農地=12番に入って記念撮影。7m×14mほどの土地だが、早くも俺の農園という意識が……。ところがところが、隣の6番では既に石灰を散布して起耕してある。昨日の講義終了が4時半だから、今朝早く来て耕したんだろうなぁ。またもウームである。

  さらに、帰ろうとしていると昨日隣で受講していた○○さん(お名前を失念)が到着。挨拶かたがた車に近寄ると、彼も「少し作業をやって行こうかと思う」と。
 お先に失礼と言いつつ、私も「明日からやろう!」と決心した。

 家人のショッピングに付き合ったあと、その足で近所のホームセンターへ。石灰10kgとホーとレーキを買った。鍬とスコップは昔のやつがあるから良いだろうと思ったのだ。
 だが、家に帰って鍬とスコップを取り出してみると、錆はともかく両方とも先がヨレヨレ。これじゃあベテランには勝てっこないと思い直し、鍬とスコップも新調した。Pict0288

 〆て2万円弱。途中で放り出したら、「食べる人」の憤激を買うだろうなァと、改めて自戒。

 水場がないとのことだったのでポリタンクに水を用意し、買ったばかりの鍬とスコップとホーと石灰を車に乗せ、用意万端整えた。

 明日は朝6時に出発して、石灰散布と起耕をしてくるつもりである。

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農園開講式

 4月14日(金)、神奈川県中高年ホームファーマーの開講式が行なわれた。

 Pict0263 厚木市の県央地域農政センターの講堂に、座間地区の26人と愛川地区の13人が集まった。農政推進課の課長およびこの事業担当のお世話係3人と、今回の坐学講義を受け持つ内野さん。

 課長さんの挨拶の後、圃場の抽選と耕作に関する注意事項が説明された。私の圃場は愛川地区の12番。

 何か質問は……という係官の言葉に、「1年後別の圃場に移る際に、支柱等の資材を置いておいていいか」との質問。
 「現在の圃場の返還が2月末になる。新しく斡旋する圃場は別の場所であり、契約も4月1日からなので、資材を置いておくことはできない」との返答に
 「そんな杓子定規な答えを聞いてるんじゃないんだよ! 役人根性丸出しじゃないか」との厳しいお言葉。

 こちとら、やっと貸してもらえる場所が決まってウキウキしてるだけなのに、1年後のことまでシッカリ質問している。ウム、これはうっかりできないぞ。みんな相当なベテランなんだ、と確信した次第である。

 質問が多く、時間が押してしまい講義の開始が大幅に遅れる。
元農業改良普及員の内野さんの説明は基本的な事項。これはすべて分かった……というのも、圃場での実践に併せ、恵泉女学園大学の通信講座「E野菜作りま専科」も受講しているのだ。

 というわけで、午後4時終了の予定が30分遅れ。ともかく開講式と第一回の授業は終了。
 明日から、圃場に行ってもいい(※まだ賃貸契約も交わしていないのに耕作開始していいとは!? これがお役人のいいところかも……)ということなので、家人を連れて見に行ってこようと思う。

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2006年3月19日 (日)

待望のハガキが届いた

今日、とってもうれしい知らせが届いた。

以前申し込んでおいた、神奈川県農政推進課が行う「中高tuti001 年ホームファーマー事業」の体験研修への参加が許可されたのだ。

詳しい内容に興味がある人は下記のHPを!http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/noti/farmer/hyousi.htm

簡単に言うと、県内の耕作放棄農地を県が借り受けて、中高年に開放しましょうというのだ。

「なぁんだ、市民農園じゃないか」というなかれ、広さが違う。市民農園は1坪から、広くても5坪でしょ。アータ、100㎡ですよ。坪数だとなんと33坪。

場所は、神奈川県愛甲郡愛川町。近くに中津川が流れる、のどかな田園地帯だった。(コッソリ見に行ってきたのだ)

基礎的な農業研修を受けながら、1年間本格的な野菜の露地栽培をする。さらにつつがなく研修を終えると、1年後には300~500㎡の農地を斡旋してくれるのだ。こうなりゃ、本物の立派なファーマーですよ。

4月中旬の説明会が終わるまでは伏せておこうと思ったのだが、あまりのうれしさにアップしてしまった。

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