2008年1月 4日 (金)

08年初釣り

暮れに買った釣り道具を試したくて試したくてしょうがない。
家人には、「まったくしょうがない性格ね」とよく言われるが、この性格は直りそうも無い。

初釣りは、どこへ行こうか、いつ行こうか、何を狙おうか、大晦日から悩んだが(そんな大げさなものではないか!?)、結局イチバン釣れそうでラクチンな物に落ち着いた。それも2日のホントのしょっぱなに。

昨年、四十にして立った、よっちゃん船頭の福よし丸である。一年中アジを狙っている船宿であるから、必然的に釣り物もアジである。親父の五郎丸のほうが船もたくさんあり、老舗であるから初釣り客も多いだろう。Hukuyosi_40
ひょっとしたらよっちゃんのほうは誰も来ないかもしれない。”かわいそうだね、よっちゃん。 オレぐらい行ってやるよ!”てな、義侠心も多少あった。

だが思惑は見事外れた。7時20分出船とあったので、7時に着きゃあ大丈夫だろうと踏んでいたが、満員なのである。家族連れの団体さんが入っており、遅く着いた私の釣り坐は左ミヨシ(最先端)しかない。船がドンブラコッコと揺れるとイチバン跳ね上がる場所である。
それでもまだいい。常連のサイトーさんなど、オオドモ(船の最後尾。最も釣れる場所)に乗りながら、船頭助手の中乗りさんへと変身。自分は釣らずに団体さんの釣り指導である。

Kannonnzaki_50   私のほうにもいくつか手落ちが。まず電動リールをセットしたが、電源が入らない。昨年11月、少しおかしくなっていたが、そのまま放っておいた。12月は浅場のカワハギやライトタックルばかりだったので、電動リールは使わなかった。そのツケが初釣りにきたのだ。
よっちゃんが自分のリールを貸してくれたが、シマノ製の10年前ビンテージ物で、重い上にキーコ、キーコと悲鳴をあげる。

もうひとつは、暮れに折角買ったダイワのライフジャケットを忘れたことだ。足場の悪いミヨシだからこそ、その威力が発揮されるのに、無しである。もし真冬の海に落っこちたら、オサラバなのである。
よって、立ち上がらずに船に尻をつけて屁っぴり腰で釣ることと相成った。

Senndann_50”天気晴朗波高し”ではなく、天気快晴微風という絶好の釣り日和であるが、お魚ちゃんは一向に連れる気配なし。浮きはないが竿先がピクリとも動かない。7時20分に出航して10時過ぎまで、1船ゼロ。
めったに無い満員のお客さんを乗せていながら、私だけでなく全員ゼロですよ。

こいつぁ春から~である。
コレにはよっちゃん船頭もいささか焦り気味。船をアチコチ動かすが、釣れない。右ミヨシのベテランさんだけ2匹上げたが後が続かない。
アジは釣れだしたらしばらく釣れ続くのが普通。誰かに来たら、必ず周りの人にも釣れるのが原則である。

Photoそれでも、よっちゃん船頭の奮闘の甲斐あってか、11時過ぎになって皆にようやく顔を見せた。
私にも来ました、来ました。上がってきたのは、目の下10cm(?)はあろうかという、ほっそりスタイリストの中アジちゃん。正真正銘08年の初物である。
いつもならバケツにポイッなのだが、やさしく掴んで”はい!パチリ”が上の写真である。
いつもなら間違っても写真に納まるはずも無いのに、生育不良の細アジ君いささかビックリしているだろうなぁ。

その後もポツリポツリで、釣果はやっと ツ抜け九つを抜けて10以上になったこと)の11匹。

午後2時半納竿。
貧果の初釣りであったが、天気とよっちゃん船頭のせいか、ココロゆったりの楽しい釣行であった。

この一年、こんな心根優しく、穏やかな釣りが楽しめたらいいのだが…。でもだめだろうなぁ、釣れないと船頭のせいにして ”テメ、このヤロ、ヘッタクソ…” の悪口雑言のかぎり。これも持って生まれた性癖だもん。

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2007年6月30日 (土)

緊急報告!2題 アジとトマト

このところ、大衆魚アジが不漁である。
私自身もそうであるが、新聞・インターネットでの釣果欄を見ても、いつもの釣れ盛っているという感じは無い。

これまでは、アジなんざぁ、いつ行っても必ず釣れるので、家人に「アジ釣ってきて!」と言われれば、「あいよ。チョックラ行っちくらぁ」てなモンで、半日も釣れば20~30匹は軽いものだった。
特に定宿・五郎丸のある三浦半島の鴨居大室港や走水港では、一年中アジを釣らせてくれる。それも、潮流の早い浦賀水道で育った、ピッチピチで筋骨隆々の一級品アジを。
※東林間の髭親父さん、アジは数じゃぁないの。アジは文字通り「味」が決めて。相模湾側のアジはたくさん釣れても「大味」なの。因みに茅ヶ崎の人がコチラに釣りに来るのよ。水清く魚棲まず。

実はこの5月~6月で3度ほどアジ釣りに出かけたが、ふた桁釣果は無く、一度は坊主(ゼロ)を食らってしまった。30年超釣りをしているが、アジで坊主は初めての体験だった。
家人からは「アンタ、本当は下手だったのねェ」、「ああ、アジが食べたい! アジ寿司が食べたい! あの脂こってりのアジフライはどこに行っちゃったの?」などと皮肉られる始末。

4月の当欄で、五郎丸の船頭・ヨッちゃんが独立して「福よし丸」を立ち上げたことを書いた。
070629jpg30独立したよっちゃんと港で会うと、「ブログに書いてくれたんですねぇ。ビックリしたァ。皆からホームページを作れ、作れと言われて、この歳で始めてパソコンを入れたんです。試しに”福よし丸”で検索をしたら、載ってたんですよォ。うれしかったァ」
私自身、そんな使われ方をされるとは思っても見なかったので、こちらも「うれしかったァ」のである。 (右がご贔屓船頭・ヨッちゃん)

そんな経緯があったので、一度は「福よし丸」に乗らにゃあイケンことになった。
と言うことで、6月29日に福よし丸に初乗船。五郎丸の半日船とは違い、こちらは一日船、狙いはアジである。今にも雨が落ちてきそうな朝もやの中、7時20分の定刻どおりに同乗者3人を乗せて鴨居大室港を出航した。
同乗者は、みな五郎丸で乗り合わせたことのある顔ばかり。ウーム、平日で天気も悪いのに4人の乗船とは、なかなかの隆盛ではないか…と思ったら、お隣のご老体「ナニ、今日はこれまでで一番多いよ」とのこと。

出航後20分ほどで久里浜沖の漁場に到着。一投目は空振りであったが、回りを変えての2投目、ククッというアジ特有の当たりがあり、釣れて来ました35cmの大アジが。
型がいいので入れ食いとはいかないが、2~3度底ダチを取り直して待つこと1~2分、ポツン・ポツンと喰ってくる。

9時過ぎ、大アジを5~6匹ほど挙げたところで家人に打電。「ホンジツ コウチョウニツキ、アジズシ OK!
それから1時間。ビシを下目に落とすと20cm級の中アジが、上目を狙うと30cm超の大アジが喰ってくる。
10時過ぎ、大中併せて28匹になったところで第2電。「アジズシ ニ クワエ、シオヤキ フライ モ OKヨ!

だが10時半を過ぎると当たりが遠のく。そこで本日3度目の場所替え、水深は50m。
朝方の雨模様は無くなったが、風が少し出てきた。海面はウサギこそ走らないが、近くを通る大型船の余波と相俟って2mぐらい船が上下する。ウネリ的な波なので、少し気分が悪くなってきた。070629jpg30_1
エーイままよと、ビシを投入して置き竿にしておくと、ちょうどよい波なのでしょうナ、うまい具合にコマセが効いて、ゴツンゴツンと大アジが掛かる。
結局、2時の納竿までに8匹追加して、本日の釣果合計36匹。
(※写真は大アジ16、中アジ20に、大サバ1の大満足写真です)

ウチに帰るとクーラーの中をかき回し、家人が久しぶりの大奮闘。
これはお寿司用だから3枚に卸してネ、これはタタキ用、これはシオヤキ用、これは明日のフライ用、それからこの5匹はお隣にあげるからゼイゴとハラワタを出してネ……
30_5あのね、帰ってきたばかりでオレ疲れてるんだけどォ…というコチトラの肉体的事情にはいっさい耳を貸さず、嫁に行った娘にまで連絡。
本日の夕食はコチラで食べなさい! だと。
……とまぁ、娘のダンナまで含めて、ホントに久しぶりのアジ・パーティでした。

風のため多くの僚船が12時で早上がりする中、2時まで頑張って釣らせてくれた、福よし丸。
さすがだヨッちゃんやったぜヨッちゃんありがとヨッちゃん
おっといけねぇ、悪戦苦闘して開設した福よし丸のURLを紹介しなくッちゃネ。下記です。
旨いアジが食いたかったら、ぜひ乗ってやってください。

http://www.turiyado.com/reportitem.asp?cid=fukuyoshi

お題の2つ目はトマトです。

昨年は大成功した、元祖桃太郎の大玉トマトですが、今年はどうも芳しくないのである。
なかなか大きくならないし、おまけに下のほうの枝が枯れてきた。お隣のNagaさんも「なんかおかしいんだよ、コレ病気かなぁ」といっていたが……。

そして、とうとう決断しなければならないときが来たのである。
昨年の橋本のご隠居に代わって、今年の農業指導をしてくださる○○さん(すみません。お名前を聞いたのですが、失念しました)から
「こりゃ、べと病だよ。至急枯れた葉と実を取り去り、薬をまくんだね。薬を使いたくない気持ちは分かるが、このままだとドンドン広がっちゃうよ」とのご託宣。

無農薬にそれほどこだわってるわけではないが、せっかく家庭菜園をやるからには、薬は極力使いたくない。特にトマトは木で完熟させ、畑でがぶりとやりたいがために植えているのである。
何とかしたいが無理だとのこと。Pict0014_30
間引きもそうだが、一度生らせた玉を取り去るのは忍びがたい。が、小を捨て大を生かすのが男だ(どうも、表現が大げさだね)、というわけで第一段目のトマトを消去した。
また、タケダのビスダイセン水和剤を、規定800倍のところ1000倍と薄めにして散布した。これで助かればいいが、どうしたものか?

薬に敏感な方は、今年は大玉完熟トマトはおあきらめください。
Pict0017_30でも大丈夫。サカタから購入したミニトマト・アイコは、接木苗のせいか今のところ元気で、写真のように房成り、タップリと実を着けております。
ジューシーさを捨てて、可愛さと甘さを堪能するならコチラです。

以上、緊急報告2題でした。

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2006年11月17日 (金)

メジとハゲ

11月に入って、立て続けに釣行した。

まず11月8日(水)に、佐島・志平丸からメジ釣りに出た。定年になって何が良かったかといえば、平日に釣行できることだ。
やっと寒くなったせいか、各地からメジと本ガツオの良型好漁情報が続いているので、「よし我輩もその恩恵を受けようではないか」と思い立ったのである。

1108めっきり夜明けが遅くなったので、朝4時起きの出発は真っ暗闇の中。
だが久しぶりの釣行なので心も弾む。いつものとおり途中で「数寄屋」に立ち寄り、焼き魚の朝定食をかっ込んで志平丸には5時半に着いた。出港1時間前の到着はいつものこと。到着2番目だったので、左オオドモが確保できた。(写真は相模湾からの富士遠望)

だが6時、沖の本船に乗るためハシケに行くと、同乗者は3人。やっぱり平日だァ、大名釣りだァ…と思ったら、船頭が「これじゃ、コマセが効かねえ。後ろにいたってしょうがねぇから、全員前にかたまれぁ」と言った後、「メジ釣りってぇなァ、群れに当たりゃあ釣れっけど、だめな場合はゼロってことも多いかんね。それだけは了解しておいてくんな」とのご託宣。

110826kg全員うなずく。
その後、相模湾沖のブイ周りの漁場までフルスロットル。同乗のベテランさんの説明では、このブイ周りは水深500mくらいの深場でメジ、カツオの好漁場なのだそうだ。
着くともう何隻かの船が集まっている。「いいですよぅ。45から40でやってくださ~い」と船頭。これは、水深45mから40mの間で探ってください、という意味。早速コマセを詰めて投入、仕掛けを46mまで降ろしチョンと振って1m巻く。これで45mだな、と思った瞬間、ガツ~ン! ソリッド・タイプの柔らか竿がギューンとしなる。
1108_1逃がしてなるものかと必死に耐え、手巻きで慎重に取り込む。
これは幸先良し、今日は3本かな、10本かなと胸算用。(写真でもわかるでしょ、クーラーからはみ出しちゃってるのが…)

だが、いけません。♪コレっきりコレっきり、もうコレっきり~ですよ!の歌どおり、後はウンともスンともなりません。外道としてよく釣れる平ソーダもサバも掛からず、ジ・エンドでした。
それでも私は堂々の2.6kgメジマグロをし止めましたが、同乗のお二人はゼロ、つまりボーズでした。これで私が竿頭だわねぇ。

港に帰って、HPに載せる写真を早く撮ってくれないかなぁと思っていたら、撮ってくれません。
同時に帰港したマダイ船でワラサを釣り上げた人だけ写真に収まりました。
翌日の志平丸のHPを見ると、「メジ・カツオ船、3人で1本」、ただコレだけです。コレに対し、マダイ船でまぐれで掛かったワラサを持った人のニコニコ顔の写真が載ってました。

1108_2でも、うまかったぁ。刺身にカマの塩焼き、吸い物に寿司とマグロ尽くしの豪勢な食卓でした。
オッとメジの説明を忘れてました。メジはメジマグロといい、生長すると300kgになる、あの本マグロの子どもです。
子どもとはいえ、11月になると脂が乗って親に負けないソコソコの味なんです。

第2弾は、11月14日(火)。前回悔しい思いをした志平丸で、今度はハゲをやろうというのである。
関東でハギ、関西でハゲといわれる、あの「かわはぎ」である。小物の中では最も難しい釣りで、カワハギしかやらない人もいるし、釣り方についての是非で大論争が行われたこともある。
ハギ釣りは東京湾のほうが積極的で、冬になると巳の助丸や山下丸、やまてん丸などのかわはぎ専門の釣り船には、たくさんの人が押し寄せる。
だが相模湾・佐島周辺は水深が浅く、引きが堪能できるので、あえて今期初挑戦の場に選んだのである。

カワハギは他の魚と違って、暗いうちは活性が良くない。したがって出船は7時半と遅い。「メバルの奴は目がいいけど、ハギは目が悪いんだよォ」と志平丸の老船頭が言っていたけど、本当かなぁ。

例によって1時間前、6時半に船宿に着いた。
だが先着の皆さんが引き返していく。途中で気がつけば良かったのだが、南西の風がびゅうびゅう吹いて海にはウサギが走っている。相模湾は北風には強いのだが、南西の風にはからっきし弱いのである。
前回、メジでお世話になった船頭と目があったが、申し訳ない!と拝まれてしまった。残念だが引き上げるしかない。
自宅にも「カエル!」と打電したのだが、待てよ、ひょとしてと思って、東京湾側の定宿・五郎丸に電話すると「出られますよ」とのこと。急遽Uターンして鴨居大室港へ。

今回も同乗者は3人。すっかり陽の上がった8時に大室港を悠然と出港した。漁場は港からわずか10分の近場である。
餌のアサリの剥き身を針に刺し、第1投。すぐに当たりが来たが針掛りしない。これがカワハギの難しさなのだ。おまけに風が強く、当たりが取りづらい。それでも9時前に、なんとか良型の1尾を釣り上げる。
その直後、船頭から「仕掛けを上げてくださ~い!」という指示。何事かと思えば、お客さんが来たのでいったん港に戻るという。
通常は遅刻した客は乗せないのだが、私同様、相模湾から回ってきたらしく、気の毒に思った大親父から無線が入ったのだ。港に帰ると4人の団体さん、リーダーらしき人が頻りに謝るが、「いいってことよ!」と鷹揚に構える。

Untitled1_1さて、最チャレンジである。だが全く当たりが無い。
私の上てでスピニング・リールを操ってるおっちゃんが、「型は小さいけど良く喰いますねぇ」、といってくる。
「テやんでぇ、オレっちが1匹しか釣ってねぇのを知ってるくせにィ」と思いながら、にっこり笑って「いくつ釣りましたぁ?」と聞くと、すでにツが抜けただと。(※つまり9ツを超えて10尾以上釣ってること)
ゲゲッ。ホンマかいな。

ま後ろで釣ってる名人(らしき人)に、いくつ釣れたか聞くと彼は2尾だと。だが後から乗り込んだ遅刻人リーダーが、もう15尾以上釣り上げているとか。それも船宿で借りた竿で……。
弘法筆を選ばずというけど、どこにも名人は居るもんです。

それから沖上がりの2時まで、ボチボチ釣り上げて、結局12尾で終了。
マ、これで何とか面目を保てたと思ったのだが、帰りの船上で船頭のヤっちゃんに聞くと、トップはあのスピニング・リールのおっちゃんで34尾、次点が遅刻人リーダーで30尾、私の12尾はなんとスソ(つまりビリですナ)なんだと。
またまたホンマかいなです。(※写真を見ればお分かりのように、なかなかの型でしょ。普通はコレぐらい釣ると竿頭になれることが多いのですが…)

1114それでも今期の初モノが、まずまずの型でおかずには十分だったので、家人に打電。「本日の漁業は好漁。今夜はハギのちり鍋にする。昨日、燦燦農場で収穫の野菜を洗って用意のこと」

こうして自家栽培のハクサイ、シュンギク、長ネギと自家漁獲(こんな言葉あるんだろうか)のカワハギで、自家鍋を堪能したというわけでありんす。
(※写真の右下はハギの薄作り。真ん中は脂タップリの肝です)

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2006年11月 2日 (木)

ワラサ、轟沈!

前回、乞ご期待!なんて書いてしまったが、やっぱりというか当然と言うか、10月14日のワラサ釣行は轟沈でした。前日まではトップ5本、10本と出ていた釣果が嘘のように、ピクリともしませんでした。

やや曇りの朝5時、長井漆山港「かねい丸」に集合。このところいつも寂しかった釣行も、ワラサと聞いて7人が集まり、それぞれ期待が高まる。

ところが、出鼻をくじくような話が船宿の親父から……。
関東では、ワラサの名漁場として、三浦半島の突端・剣崎沖がつとに有名であるが、その漁場を自分たちの縄張りだと主張しているのが松輪漁港の船宿たち。最近では、「松輪の鯖」としてブランド化した、あの松輪である。

の松輪の船宿組合から、近隣の船宿組合に通達が出た。松輪以外の船宿は松輪の船から30分遅れて漁場に入れ、またコマセはひとり1キロに制限しろ(松輪の船は無制限)というもの。

ワラサはとにかく早朝が勝負、早ければ早いだけ有利である。またつり方はアミコマセを振ってワラサを船の周りに集めるつり方である。その二つを制限しようと言うわけである。

海を汚さないよう、なるべくコマセを使わないで自然を守ろうという考え方は分かる。だが、自分たちだけは例外であるという論理はどう考えてもおかしい。

だが、親父は守らにゃぁならないと言う。5時出船を5時半にして、漁場に向かう際もゆるゆると走る。漁場についてみたら、いい場所は松輪の船が占領、他組合の船はその周りを恐る恐る取り囲んでいる状態。
1014_1その数は100隻いや200隻はいるだろうか。東京、千葉、神奈川の主な船宿はほとんどが船を出しているのではないだろうか?

わが「かねい丸」も、その大船団の中に突入したのだが、1時間以上全員ピクリともしない。親父は「潮が流れてくれたらなぁ……」と言うが、潮況は変わらない。周りの船も同様で、長竿をしならせるあの強烈な引きを見せている人はほとんどいない。
8時、9時……あまりのことに、漁場を代えてワンランク下のイナダ狙いに替えようかと親父に提案したが、イナダも釣れていない様子。

そうこうしているうちに、左オオドモのH氏に強烈な当たり……。10分近くのやり取りでやっとゲット。1尾でも来たら、回遊魚なので他にもくるはずということで全員、気色ばむがそれっきり。

結局、H氏にもう一匹かかるが、他の6人は見事討ち死にで終了。
今年もワラサはゲットできませんでした。トホホ。

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2006年10月 1日 (日)

金アジの季節到来!

   

野菜作りもそうであるが、釣りをしていると旬がよく分かる。
自然とはよく配剤されたもので、魚は一番よく釣れる時期が一番旨い、つまり旬なのである。

騒々しい夏の海が終わり、秋風が吹き出すと、うずうずして来ることが二つある。
ひとつは「今年もワラサが釣れるだろうか?」、もうひとつは「東京湾のアジは黄色くなっただろうか?」である。929_1

ご存知の方もいると思うが、ワラサは出世魚・ブリの別称で、大きさにより、ワカシ(全長15cmまで)→イナダ(30~40cm)→ワラサ(60~80cm)→ブリ(90cm以上)と変わる。
8月から釣れ出す当歳魚のワカシは、初心者でもバカでも女子供でも釣れる。よく新聞の釣果欄に100匹などと書かれていたりする。
引きはかなり強く釣り味は結構なのだが、喰って旨くない。脂がなくてパサパサなのだ。昔、大型クーラーに満タンにして帰ってきたら、「こんなまずいもの、海に返してきなさい!」と家人に一括されたことがある。
9月に入るとやや大型になりイナダと名前が変わり、その上がワラサである。ブリは職漁船以外ではとても無理で、太公望が狙う最大の魚がワラサである。

ワラサのほうは9月中旬の一時、剣崎沖で上がりだしたとの報あり。せっかちで堪え性の無い釣友・Hさんから「行こう、行こう。明日行こう!」とのお誘いが入ったが、どうしても都合が付かず断念した。929_2
ワラサは回遊魚で一年中でもほんの一時しか姿を現さず、なかなか釣れない釣り師憧れの魚なのである。
30年超釣りをしている私でも、これまでたった2本しか上げたことがない。マグロの大トロにも負けない天然の脂こってりの味は、釣った人でないと味わえないものである。
Hさんからの釣果報告メールでは、やっぱりと言うか当然というか釣果ゼロであった。

いつもそうだが前振りが長くなり、なかなか本題に入れない。そろそろ本題に入ろう。そう、東京湾の金アジである。
こちらはワラサほどではないが、貴重な味のアジである。
アジの名品と言えば豊後水道の「関アジ」が有名であるが、東京湾口のアジもなかなかである。それも秋10月から11月にかけて、脂がこってり乗り出す頃の味は絶品なのである。

東京湾のアジは脂が乗り出すと、尾びれと背びれが黄色く変色する。これは魚の大小に関係ない。9月下旬、まず中の瀬と呼ばれる東京湾奥で釣れる小~中アジが黄色くなりだす。その後徐々に湾口へと広がり、11月頃走水沖の中~大アジも黄色く色づきだすのだ。

もし鮮魚売り場に行ったら、背びれと尾びれの黄色いアジを探してください。ただし、長崎や山陰のアジではダメ。相模湾のアジでもダメです。東京湾のアジで黄色い奴です。
探してもなかったら、釣りに出ましょう。
”水清ければ魚棲まず”の譬えどおり、水清い相模湾より水清くない東京湾で育ったアジのほうが格段に旨いのです。

と言うわけで、定宿・五郎丸からの「アジが黄色くなって来ただよゥ~」の連絡に矢も立てもたまらなくなり、9月29日行って来ました。
皆さん良く知ってらっしゃいます。平日の釣行で、ファンの多いカワハギも始まったというのに、7人の同乗者がいた。さすがに勤労者諸君(!?)は居ないが、平日はいつも同船者2~3人が普通なのに、である。

実は、今回の釣行目的はふたつあった。ひとつは純粋に「金アジが喰いてぇ!」であるが、もうひとつ、家人からの極秘指令があったのだ。
「とび切り旨い金アジをゲットし、その足で長期リハビリ中の義兄宅に寄って魚を捌き、すぐ食べられるようにして帰ってくること」である。土佐で買った専用のアジ切包丁まで持たされて。

「あのォ、アジとはいえ、必ず釣れるとは限らないのですけどォ~」と抗議すると、「先方には黙っていますから、釣れなかったらそのまま帰ってくればいいでしょ」 「はい、分かりました」

てなわけで出かけたのですが、2家族分の釣果を上げないと帰れないというプレッシャーはきつかった。おまけに10年もののロートル・電動リールは不安的中、二投目でぶっ壊れてしまった。
右隣のオッサンが次々と上げているのに、こちトラは手動に切り替えるべく悪戦苦闘。そのうちに、一回目のフィーバーが終了してしまった。
この時点での私の釣果は1匹。オッサンは優に10匹は越している。

それからの2時間は、わが五郎丸21号船は東京湾クルーズとなってしまった。あちこちで、わっせわっせとコマセをふれど、ピクリとも当たりなし。
”こりゃ、今日はスミ1”かも、とあきらめ始めた11時過ぎ、やっと来ました、大フィーバー。

コレを逃してなるものかと、水深70mの深場を手巻きリールで大奮闘。929やりました、30分で21匹! 隣のオッサンにはトータルで3匹及ばなかったものの、堂々の第二位入賞である。
これで義兄の家にも寄れると、ホッとした途端、どっと疲れが……。
思えば、ここ数年、50mを超える深場で手巻きリールを使ったことなど無かった。

港に向かう船から、家人に至急報。「金色アジ22匹ゲット。これから義兄宅に向かう」
だが返信にはいつもの 「はい、了解!」だけ。ご苦労様も、お疲れ様もないのだ。

義兄宅に立ち寄り、金色アジの講釈をひとくさりしてから、タタキ用塩焼きフライ用3種類・9匹のアジを捌いた。
遅めの昼飯をよばれた後、自宅に向かう途中、再び報告の連絡を入れると「早く帰って、家の分も捌いてね」だと。
「あのネ…」と出かかったが、その先は言わずグッと我慢しましたよ。

929_3でも懸命なリハビリに耐え、元気で出迎えてくれた義兄が金色アジを堪能してくれたそうで、二重にホッとした日でありました。

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2006年9月12日 (火)

カツオを釣ったァ! 塩っぱかったァ!

9月9日(土)、久しぶりに相模湾フィッシング・クラブの面々と漁業に勤しんだ。カツオを釣るのである。

青柳裕介の「土佐の一本釣り」の、あのカツオである。東京湾をホームグラウンドに、北は日立、南は下田あたりまで、関東近海で30年超釣りをしてきたが、ついぞカツオを釣ったことはない。
ホンマかいな、という気持ちであったが、会長は「居れば釣れます。オレが釣ります、釣らせます!」と、のたまわった。

集合は朝の5時、出漁地は相模湾・長井漆山港、船はいつもの「かねい丸」である。30人乗りの船に4人。大名釣りである。遅れる者もなく、5時前に全員集合。やや曇り加減の絶好の釣り日和である。
ピッチピチの生きイワシを積んで、5時15分いざ出港。

船は、まだ明けやらぬ海上をゆっくりと進む。鳥山を探しながら、沖へ沖へと進んでいく。ホントあの土佐の一本釣りの描写そのままである。
双眼鏡で海上を見ていた船長が、「いた!」と叫ぶなり、全速力で船を走らせる。肉眼でも見える、100羽、いや300羽どころか1000羽はいるだろう。カモメがイワシの群れを見つけて、群がっているのである。
そしてその下には、同じイワシを追いかけてカツオやメジ、平ソーダなどが集まってくるというわけである。

かねい丸だけでなく、5~6隻の釣り船が集合している。中乗りさんが生きイワシを放り込む。同時に船首から勢いよく水を噴射させる。
こうすると、カツオが狂ったようにこの中に突っ込んでくるのである。狂って暴れまくるカツオに向かって、竿の先につけた疑似餌のバケを海面でバシバシ叩いてやる。
このバケに食いついてくるのである。針にはかえしが付いていないので、引っかかったカツオを上に引っ張り上げ、後ろに放り投げれば一丁あがりとなる。

船長も加わって、一本釣り漁の開始である。初心者の私は、その奮闘振りをただ眺めているだけ。後ろのほうで、生きイワシを泳がせてフカセ釣り。生きイワシを針につけ海面に放り込むと、入れた途端にバシッと何かに奪い取られた。2回目も同じ。たぶん群れにあぶれたカツオだろうが、確認不能。

この狂想曲も、10分程度でジ・エンド。カツオの群れが散ってしまった。それでもこの1回で、10本は上がったようだ。4人だから今夜のおかずはとりあえず確保できた。(オレっちは釣ってないけどね。クラブのルールは釣果はすべて平等に分配することになっている)

このあとはどうしちまったんだろうか、鳥山がさっぱり見つからない。恒例の相模湾クルージングとなってしまった。2時間ほど、あちこちを探れど手応えなし。
早朝3時起きなので、眠くなってくる。胴の間でひっくり返る。
……と、「山が立ったぞ!」という会長の声で、ミヨシに急ぐ。ホントだ。朝の山より数倍大きい山だ。イワシが跳ね、カモメの大群がそのイワシを追いかけている。イワシを放る、散水する、カツオを引っ掛け船内に放り上げる。
「会長! オレっちにもやらしてくんない」 「オオいいとも、隣でやんな」てなことで、疑似餌をぶったたく。

「きたーッ」。カツオの奴、竿をガキガキ引っ張る。負けてなるかと竿を持つが、どうして良いかわからない。「とりあえず、胸で受けて腕で抱えろ!」という会長のアドバイスで、取り込み成功。

コツが分かればこっちのもの。スイスイと続けて、4本ゲット。
ナブラも去り、フーッと一息入れたが、足はガクガク、腕はブラブラ。全員の釣果を入れている大型クーラーを見ると、40匹超。ということは、オレっちがやっと4本引っ張り上げてる間に、皆さんもっと釣ってたのネ。

だが今日のハイライトもココまで。その後は山が立ってもカツオが居なかったり、居てもすぐ散ってしまったりと釣果が伸びない。

そうこうするうちに12時、そろそろ帰港の時間だ。体はヘロヘロだが気分は爽快。なんてったって、オレはカツオを釣ったんだ。
帰りの船で会長からカツオの旨い食い方を教わる。
「刺身もいいけど、飽きちゃうんだよね。やっぱりカツオはタタキです。
5枚におろして、皮の上から荒塩をバンバンたたく。魚焼き器に挟んで強火のガスで回りを焼く。その後、すぐに氷水にとって、しばらく冷蔵庫で冷やす」
「食べ方はお好きなように……」

ウーム、なるほど。
帰宅して、「おーい、今けえったぞ。カツオ釣ってきた。旨い喰い方も聞いてきたから、そのとおり作ってくんない」

5枚におろしたカツオ5匹を家人に託し、風呂にザッブン。汗と魚臭を流し、合わせて釣具をきれいにして出てくると、「これで、いいかしら?」
どれどれ。見ると、娘婿の故郷から送ってくるカツオとはちと違う。
どこが違ってるかというと……焼きの部分が多すぎて、生の部分がほとんど無い。つまりタタキではなく、カツオの焼き魚になっちまってるのだ。

そして家人曰く
「だって魚が小さすぎて、ちょっと焼くつもりが、みんな全部焼けちゃうのよォ。魚がちいさすぎるのよォ」だと。

でも美味しくいただきました。どんなに小さくともはじめて釣ったカツオだもの。塩っぱくてパサパサのカツオのタタキ、ありがたくて涙が出るほどでしたネ。

※この項写真無し。釣行記は下記参照。

http://www.geocities.jp/sagamiwan3000/

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2006年8月16日 (水)

不漁、不漁、不漁……

  8月10日、15日と続けて近海漁業に出かけた。
10日は相模湾佐島の志平丸、15日は東京湾鴨居大室の五郎丸。どちらも私の定宿である。

志平丸では、マダイ、マルイカ、カワハギ、ワラサなど、どちらかというとやや難しい釣りモノを狙う。810
五郎丸は、ムギイカやタチウオをやることもあるが、なんといってもアジである。
アジは走水の健洋丸から出ることもあるが、私にとっての健洋丸は夜メバルである。「メバルは船頭で釣れ!」という諺どおり、健洋丸の親父船長は名人である。

(↑志平丸店頭。私の竿だけでがら~ん)

今回の志平丸では、趣向を代えてカサゴ&白ギスのリレーに挑戦した。前述のように、志平丸でこんな小物釣りの乗り合いを出すのは珍しい。

実は東林間の髭親父から、江ノ島の萬司朗丸でやってるショート・キスをやりたいので連れて行けというメールがきた。
「ショート・キスなんざぁ、女子供のやることで、髭には似合わない」。それだったら、カサゴと白ギスをいっぺんにできるほうが良いだろうということで、8月9日に釣行を計画したのだ。
ところが8日に台風が襲来したため、9日の釣行は中止した。だが、昔からの習性で、思い立ったら止められない。さすがに9日は待機したが、10日にひとりで出かけてしまった。

志平丸に着いたのは午前7時。ルアー釣りも、マルイカ釣りも6時出船であるから船宿はガラーン。おかみさんに「カサゴは出るんかいねぇ」と聞くと、「出ますよ」とのこと。
台風後の平日、それも大物狙いの船宿での小物釣り。結局、同船者ふたりの大名釣りと相成った。810_1
釣り場は葉山の長者ガ崎沖の30m。仕掛けを降ろしてすぐ当たりがあったが、バラしてしまった。これはイヤな予感。最初をバラすとその日は不漁なのである。案の定、2時間かけてカサゴ7匹。大中小、鬼カサゴまで含めてこの釣果である。

(↑海はすっかり夏空。長者が崎沖から葉山方面を眺める)

10時半、カサゴから白ギスへと仕掛けを換える。久しぶりの白ギス、何年ぶりであろうか。
髭に差をつけるため、0.8号の2本針仕掛けを作ったのであるがそれが裏目に出た。
東京湾の浅場なら0.8号の極細ハリスの威力も発揮できたのだが、流れが速く深場の相模湾にはまったく不向きなのである。自家まつりの連続で、釣りにならない。結局、釣果は8匹で終了。白ギス8匹の重いこと重いこと。
同船者もカサゴ5、白ギス12だったそうなので、腕ではなく潮が悪かったんでしょうな。(そうしておきましょう)

アメリカに就職することになり、日本での最後の晩餐(!?)に「おじさんの釣った魚を食べたい」といってくれたチハルちゃん、ご期待に添えなくてごめんなさい。

15日は午後アジ。アジなので当然、五郎丸なのだが、ちょっと迷った。前日、走水の健洋丸からお誘いのメールが来た。半日5000円の1割引でどうだというのである。五郎丸と健洋丸の分かれ道は、京急・馬堀海岸駅前。右へ行けば五郎、健洋へは左である。

815最終的に、「健洋さんゴメン、今度夜メバルに来るけんね」と言うわけで五郎丸へ。
着いてみたら意外にも、同船者が10人以上。親父さんに大盛況だねェといったら、お盆で休みだから~。確かに!
続けて、船頭は誰かね、と聞くと、「ヨシユキ」。またイヤ~な予感。
ヨッチャンとの相性が悪いのである。兄ちゃんの「ヤッチャン」とは相性が良く、いつもソコソコなのだが、ヨッチャンとはここ1年ほどあまりいい釣果が上がらない。

ヨッチャンの名誉のために付け加えれば、あくまで相性である。彼の腕が悪いのではない。実際数年前に、ムギイカやマルイカで大釣りしたことがある。
で、釣果である。中型アジ2匹、コレだけ。外道も何も無く、大型クーラーに叩きサイズの2匹がチョコーンである。

自宅に帰ってクーラーを見た家人、「ホントに釣りに行ってきたの?」と疑惑の眼差し。
この釣果では、「おかずになるだけ釣ったら、半額補助」条項も適用されず、自分用の叩きを作って早寝と決め込みました。

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2006年7月29日 (土)

得意の近海漁業に行ってきました

7月25日、鴨居大室港の五郎丸にアジを釣りに出かけた。
農園のアライグマ騒動からこの方、ちょっとついてないので、厄落としを兼ねて……。

早朝4時起床、4時半出発。
夜明けが早くなったといっても、まだほの暗い中を、10年物のヴィンテージカー、愛のスカイラインを駆っていざ出~発!
最近、あちこち故障が出てきたが、な~にマダマダ大丈夫。俺と同じだ、頑張れ頑張れ。

実は走水の健洋丸から、誕生月サービスでアジ釣り半額招待をもらった。だが大船長が引退し、息子船長に代ってから、アジの釣果がイマイチなのだ。健洋丸だけでなく走水全体が芳しくない。潮の流れが変わってしまったとか……。

到着寸前まで、走水にしようか鴨居にしようかと迷ったのであるが、結局、五郎ちゃんへ行ってしまった。健洋丸さんゴメンナサイ。
港に着いたのは6時30分。途中「すき屋」で朝飯を食したのだが、長居をしすぎたようだ。

2ヶ月ほど前、東林間の髭親父から「すき屋」の株主招待券をもらい(シカシなんでこんなモノ持ってんだ?)、朝食を頼んだところこれが旨かったのです。以来、釣りの朝の食事は「鮭納豆朝食」(490円)に決まってしまった。吉野家にもあるのだが、6時過ぎじゃないと食べられない。(釣り人には遅すぎるのですよ、吉野家さん)

話がだいぶ横道にそれましたが、結果バッチリでした。725_13乗船客は二人でしたが、釣果13~16匹。残念ながら、16は私ではなく同乗者の方。でも遠方(車のナンバーは春日部でした)からお出でになったようなので、竿頭をお譲りしたのです。「謙譲の美徳」と言う奴ですな。
なぁんだ13匹か……という無かれ。サイズです、問題は。 13匹中30cmオーバーがなんと12匹。つまり90%がビッグサイズでした。
写真には9匹しか写ってないって?……3匹は、写真に取る前にお隣に届けられてしまったのです。

そしてうれしいことに、恐怖の暴力家人からお褒めのことばと共に、健洋丸との差額分を援助してもらえたのです。

やっぱり漁業は近海に限る!
でも、やっぱり……。25、26、27と、タタキ、寿司、煮魚、最後はフライとして、アジ尽くしの3日間になっちまいました。

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2006年5月18日 (木)

雨の中の大名釣り

ここのところ農場通いが多く、若干ストレスも発生しかかっており、畝作りの完了もあったので、今日は漁業に切り替えた。

いつものとおり、朝4時半起き。外に出てみたらシトシト雨。冬なら嫌になる雨だが、「5月の雨じゃ、濡れて参ろう」てなわけで10年物のヴィンテージCARに乗り、一路浦賀へ出発!

鴨居大室港の五郎丸に着いてみれば、駐車場はガラ~ン。今日は定休日かと思いきや、馴染みの親父さん、「この天気じゃお客さん、来ねーべ」。

久しぶりに生きのいいアジが食いてぇと思っていたが、マルイカのほうに3人の先客さんがいたので、「マルイカでもいいよ」と言うと、「まぁ、いいがね。やってみてくんな」……てなわけで、40人乗りの大型船に私ひとり。

ひとりじゃコマセも効かないので、受付の若い衆が一緒に乗ってくれることに……。お客ひとりに、船頭と中乗りがついた、正に大名釣りである。

これで大漁ならいうことナシだが、そうは問屋が卸さない。鴨居の真沖のいつもの場所で、ポツリポツリと中アジを釣る。が、大アジが来ない。9匹釣ったところで、清ちゃん船長が気を利かせて場所替えと相成った。

小一時間ほどあちこち移動するが、アジはご機嫌斜めで竿はピクリともしない。結局、最初の9匹で打ち止めに。

下船後。清ちゃん船長恐縮しきりであったが、なんたってひとりで貸切の大名釣りを味わったのだから、鷹揚に「まぁ、こんなこともあるよねぇ」といなす。Pict0406

←雨のためショボくれてますが、オオドモにどっかり。

携帯で家人にメール。「鴨居のブランド・アジ、9匹ゲット」
返信に「良かった、おかず何も買ってないので……」だと。

帰宅後、アジの叩きと塩焼き、翌日のフライ用にと、それぞれさばいて風呂場へ。

ウーム、農業もいいけど平日の漁業もいいなぁと実感した次第である。

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2006年4月 3日 (月)

またまた轟沈!花見カレイ

 20063_0014月1日、前日の強風がウソのように快晴微風の金田湾。6時15分集合なのに、5時30分にボート店「浜千鳥」に到着してしまった。

 久し ぶりのボート釣行に興奮して、早く着きすぎた。車の中でうたた寝をしていると、会長ほか3人も順次到着。2人づつ3杯で出船の予定が1人欠席で、2人乗り2杯、1人乗り1杯で出発。私のペアはTさん、いつも黙々と静かで結構な釣果を上げる人だ。
 

 「ボートやったことありますか?」 「むかーし、やったことありますが、最近はほとんど……」 「では、私が漕ぎましょう」 「お願いします」てなことで、6時30分、2人で沖合いに出発。ボート店に聞いたポイントの生簀回りまでエッチラオッチラ約40分。会長の合図で3杯が一斉に竿を出す。

 私の仕掛けは「八景・荒川屋」推薦の替え針式3本針仕掛けと、昔馴染みの遊動式自製2本針仕掛け。5mほど投げて置き竿にする。1日やってもひとつ上がるかどうかと言う大物なので、あせらず鷹揚にかまえる。

 同乗のTサンに当たり。「カレイですか?」「キスでしょう」。
 上がってきたのは25cm超の大型サイズのキス。外道とはいえ、こんなのが10匹でもくれば結構なおかずになる。私にもキス、サイズは同様。

 20063_002 だがいけません、それから約2時間。キスもメゴチもうんともすんとも当たりがない。ややあって会長の船から歓声が上がり、中型カレイがヒット。ひとまず、クラブ釣果が0~0の一斉ボウズから脱出したので、みんな”ホッ”。

 その後、2~3度場所を代えるが、散発的にキスが上がる程度。会長艇では、すでに1枚あがったためかリラックスして早めのおにぎりタイムに。もう1杯の単独艇Aサンは、船中にひっくり返ってお昼寝タイム(!?)。

 快晴微風のベタ凪&気温17度の絶好のボート日和。でも得てしてこんな時は釣れないんですよねぇ、ご同輩! さすがのTさんもだらけかかった時、「何かきましたねぇ」「カレイですか?」「何だろ、結構引きが強いんですよ」「アイナメかな?カワハギかも」などと言ってるうちに、上がってきたのは待望のカレイ。優に35cm超の大型。

 「よーし、次はきっと私だ」と勇むが、釣れて来るのはキスとメゴチの単発。この間、会長には2匹目の大型が上がった様子。
 単独艇Aサンは早々に諦めたのか、岸に向かって帰港&場所移動を開始。

 そしてついに沖上がり2時のタイムアップ。正式釣行記は下記のHPを見てください。

http://www.geocities.jp/sagamiwan3000/

 帰りは私が漕ぐことになり、オールを握ったが右に左に蛇行してなかなか岸につけない。Tさんの「十一時の方向ですよ」指示にもおいそれと従えない。それでもどうにか浜に乗り上げる。

 上陸後は、腕と腰と腿がバリバリ。釣果はゼロ、体はくたくただが満足感でいっぱい。
 もう一度、今度はこっそり、ひとりで再チャレンジしてみようと思っている。

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2006年3月30日 (木)

ウキウキ!花見カレイ

4月1日、SFCの例会で金田湾のボート・カレイに出漁する予定だ。

ボートなんて何年ぶりだろうか? 走水の斎田ボート店の親父さんが元気な頃、港内で32cmのカレイを釣ったことがある。かれこれ10年、いやもっと前かも知れない。

釣りの先達・トーサイさんに連れられてボートをやったが、一度沖で風に吹かれ港に帰れない経験をしてから、怖くなって止めてしまった。

だが、金田湾は初めて。ボート店のHPを見たところ、かなり大物が出るらしい。それに魚種も幅広く、久しく顔を見ていないアイナメも出るとか……。

http://www.kaneda-hamachidori.com/

今から楽しみである。が、果たして体力が持つかどうか。

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2006年3月25日 (土)

マルイカ惨敗記

3月24日(金)、相模湾・佐島の志平丸に単独釣行した。美味マルイカの刺身が喰いたくなったのだ。

東京湾・鴨居大室の五郎丸からも出船しているが、こちらは出漁先が千葉県側富浦沖で、水深がちと深い。

最近体力が衰えたのか、深場で移動の激しい釣りはシンドクなって来た。ご存知の方もいると思うが、イカ釣りは終日イカの群れを追いかけながら釣る釣法である。

だが、このイカは市場にはほとんど出回らない。喰いたくなったら自分で釣るしかない。……というわけで、比較的浅場でしかも釣果の安定している相模湾へ、平日を選んで(=定年者の特権ですね)、釣りに出かけたのである。

志平丸の前日の釣果は『マルイカ、20-35cmを2-23杯』である。えてして、「2杯は相当ヘボ。23杯は無理でも10杯は行くだろうナ」と考えるものだ。しかし、これが甘いのですね。

朝4時半に起き、志平丸到着は6時過ぎ。船の座席表はまだ誰にも取られていないので、右のオオドモを確保。その後2人が加わり、総勢3人で出船。大名釣りである。

当日は北風がかなり吹き、波は1mから1.5m。ウサギが走るほどではないが、マルイカの微妙な当たりを取るのは難しい。おまけに作ってきた仕掛けが、初めて使う直ブラ(直結のブランコ)。当たりがぜんぜん分からないのだ。

それでも裏側にいるお二人はぽつぽつ上げているようで、船頭の掛け声が響く。私のほうは、7時半の出船から11時半まで釣果ゼロ。下から2本目のスッテに2度ほどイカの足だけが残っていたので、まったく掛かっていないのではなく、私の腕が悪いのだ。

見かねた船頭が、「まだ乗らんかね?」と。だがこればかりは仕方がない。釣れないものは釣れないのだ。

少々ふて腐れて、カップ酒をチビチビやりながら昼飯をつかった。

午後になり、風がやや凪いできた。1時過ぎにやっと待望の当たりが来た。25cmくらいのマルイカである。続けてもう1杯。両目が開いて、ほっと一息である。

船頭に「やっと来たよ」と告げると、「あっちの二人はもう30ぐらい行ってるよ」……だと。

その後、マルイカをもう1つとムギイカを1つ、イトヨリを1匹追加して終了。この日トップ(34杯)の常連さんが気の毒がって、端数のマルイカ4杯を進呈してくれた。

もう一人の名人は30杯だと……。

私がいなければ、「マルイカ、30から34」となるはずのスポニチ翌日の釣果欄は、「マルイカ、4から34」となってしまったのだ。

船頭さんごめん。次は必ず10は釣るからね。

PICT0172追記……デジカメ持って行ったが、撮る獲物がないので自分の写真をUP。

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